マンチェスター・ユナイテッドは公式サイト上で「ユベントスとクリスティアーノ・ロナウド選手の獲得でクラブ間合意に達した」と発表いたしました。選手と条件を詰める必要があるものの、「まさかのどんでん返し」と言えるでしょう。
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この数日でユベントス退団が急速に現実味を帯びたロナウド選手の移籍先はマンチェスター・シティが本命視されていました。
シティは今夏に CF を求めていたことは事実でトッテナムのハリー・ケーン選手に接近するもクラブ間交渉が不調に終わり、代替候補の獲得に乗り出しても不思議ではない状況にありました。
一方でユベントスは「クラブ再建」に取り掛かっており、減価償却費(≒2500万ユーロ)を超える移籍金を得られるならロナウド選手を無理に引き止める必要がない立場でした。これらが「マンチェスター・シティ本命説」の根拠でしょう。
ところが、ロナウド選手の獲得を正式発表したのは古巣のマンチェスター・ユナイテッドでした。
これは「寝耳に水」でしょう。『ユナイテッド復帰説』も流れてはいましたがあくまでも「可能性の話」でしたし、ユナイテッドは今年5月にカバーニ選手との契約を延長していたからです。
この状況でもマンチェスター・ユナイテッドは「移籍金を支払ってのロナウド選手獲得」を決めたのですから、相応の理由があったのだと思われます。少なくともユナイテッドの株価は発表後に急上昇しているため市場は好感を持っていることでしょう。
週明けに行われるであろう正式発表の内容に注目です。