ユベントスは公式サイト上でクリスティアーノ・ロナウド選手がチームを離れると発表いたしました。なお、この移籍でユベントスは1400万ユーロの損失を計上することとなります。
クラブから発表されたプレスリリースは以下のとおりです。
マンチェスター・ユナイテッドとの合意事項
トリノ、2021年8月31日 ー ユベントス・フットボールクラブはマンチェスター・ユナイテッド FC に選手クリスティアーノ・ロナウド・ドス・サントス・アベイロの選手登録権を5年分割1500万ユーロで譲渡することを合意いたしました。
なお、この金額は選手との契約期間内に特定のパフォーマンス目標が達成されることで最大800万ユーロが上乗せされる可能性があります。
当取引による選手登録権の簿記評価額の一部減少で 2020/21 シーズン会計に1400万ユーロの損失が計上されることになります。
ロナウド選手は 2018/19 シーズンから3シーズンに渡ってユベントスに在籍。その間にセリエAでは81得点、チャンピオンズリーグでは14得点とゴール前での決定的な仕事をし続けました。
ただ、獲得に費やした移籍金と選手に支払った年俸は「ユベントスがかなり背伸びをしていたことは否めない」との結果になったと言わざるを得ません。なぜなら、今回の退団劇は損切りと言える状況だからです。
チームへの影響としては「ロナウド選手への依存」が色濃くなっていましたから、まずは「ゴール前で得点を狙うロナウドを探す」との意識を消すことが求められます。
得点に関しては「FW 陣で分担してチーム総得点をどれだけ上げられるか」がポイントでしょう。
最後にロナウド選手にはマンチェスター・ユナイテッドで得点王に輝く決定力を見せ付け、健在であることを示して欲しいと思います。