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ユベントス、2021/22 シーズンのセンターバック陣が不透明な状況が続く

 ガゼッタ・デッロ・スポルト』によりますと、ユベントス CB 陣の顔ぶれが定り切っていないとのことです。余剰人員を抱えているポジションですから、放出するための期間を考えると7月中には陣容と整えたいところです。

画像:コンティナッサで調整するルガーニ
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 ユベントスは期限付き移籍で昨シーズンは他チームに所属していた選手が戻って来た関係で DF 陣にも余剰人員が発生しており、CB も同様の状況にあります。

 基本的には序列に従って選手を放出する形になるのですが、その序列が定まっていないことが不透明な状況が続く原因と言えるでしょう。

 現 CB 陣で「安泰」と目されるのはデ・リフト選手とボヌッチ選手の2選手のみ。それ以外の選手は今夏でユベントスとの関係に終止符が打たれる可能性がある状況です。

 

 キエッリーニ選手は1年の契約延長が有力視されているものの、代理人は「オファーを受け取っていない」と述べています。これは「クラブから見た優先度が高くないこと」が要因と考えられます。

 キエッリーニ選手の稼働が期待できるのは長くて 1〜2 年です。デミラル選手やルガーニ選手が計算できるなら、彼らのような若手選手を優先した方が経営面でも合理的なのは明らかです。

 ただ、彼らは移籍金(のほぼ全額)をクラブの売上高に計上できる存在です。したがって、まずは「若手・中堅 CB の売却」に動き、結果によって「キエッリーニ選手へのオファーを決める」との順番でも不思議ではありません。

 Bチームに籍を置くドラグシン選手などの有望株にも出場機会を与えたため、チーム編成が重要になるでしょう。

 

 最終的にセンターバックの陣容がどのようになるにしても、7月中の序列4番手までは定めたいところです。今週にはデミラル選手の合流が見込まれており、CB 陣がどのような顔ぶれで落ち着くのかに注目です。