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ユベントスとサッスオーロは『キエーザ方式』でのロカテッリ移籍を検討中

 トゥット・スポルト』によりますと、ロカテッリ選手の獲得を目指すユベントスに対し、保有権を持つサッスオーロが『キエーザ方式』での獲得を打診したとのことです。この方式が採用される可能性もあるでしょう。

画像:サッスオーロの交渉を取り仕切るカルネバーリCEO
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 2020年夏にフィオレンティーナからフェデリコ・キエーザ選手を獲得したユベントスですが、獲得形態は「買取義務が付随した2年間の期限付き移籍」でした。

 これはフィオレンティーナ側が要求する移籍金(総額6000万ユーロ)をユベントスが捻出することが主目的です。

 サッスオーロはロカテッリ選手放出の見返りに要求しているのは「キャッシュ」ですから、『キエーザ方式』で譲歩する可能性は十分にあるでしょう。

 

 サッスオーロはディオニージ監督が新たに就任するため、セリエAでの実績を残したい青年指揮官が「若手有望株の育成」にまで手が回らない可能性があります。

 要するに(ロカテッリ選手の移籍に絡む形で加入が噂されるドラグシン選手などの)若手有望株を獲得しても、宝の持ち腐れになってしまうリスクがあるのです。それを回避するためにもサッスオーロ側には「期限を先送りする意味」があると言えるでしょう。

 要求額の移籍金は確保しておき、2022年夏以降に「現金」または「(ドラグシン選手など)若手有望株の保有権」による回収ができる状況は “経営状況が健全なクラブ” にとって悪いことではありません。

 したがって、この打診をユベントス側がどう判断するかが1つのターニングポイントとなるでしょう。

 

 ユベントス移籍が有力視されているロカテッリ選手の去就がどのような形で結末を迎えるのかに注目です。