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ラムジー、ユベントス残留の希望を口にする?

 ガゼッタ・デッロ・スポルト』によりますと、今夏でユベントスからの退団が有力視されているラムジー選手が残留の希望を口にしているとのことです。移籍市場での動きが本格化するための布石と言えるでしょう。

画像:ユベントス残留の希望が報じられたラムジー
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 ラムジー選手は2019年夏にユベントスに加入したものの筋肉系の負傷が相次いで戦力として計算が成り立たなかったため、イタリアのメディアは「放出濃厚」との論調で報じています。このように見なされるのは妥当でしょう。

 「ユベントスかイタリアのどちらかが合ってない」と見なせる状況であり、選手を取り巻く環境を変えようとする動きが出てくるのは自然なことだからです。

 それに対し、“ラムジー選手に近い情報筋” が『スカイ・スポーツ』に「(イタリアでの報道は)正しくない」と述べたとのこと。このニュースがガゼッタ紙の元ネタとなっています。

 

 ユベントスはアッレグリ監督が就任しましたし、アッレグリ監督は 4-3-1-2 が代名詞と目されている指揮官です。

 トップ下が最も輝くラムジー選手が「『1』に該当するトップ下で自らの真価を発揮する」と意気込んだとしても不思議ではないでしょう。選手側にはそれだけの動機があります。

 また、ラムジー選手の代理人は「ラムジー選手がユベントス在籍3シーズン目を迎えるとインセンティブを得られる立場」です。その点で「選手は残留を考えている」とメディアに語る動機があるため、クラブ側が頭を抱えることにはならないでしょう。

 

 もちろん、噂されているプレミアリーグ復帰をする上でも『ユベントス残留を希望する選手』の方が交渉時に移籍先となるクラブから優位な条件を引き出すための “カード” となります。そうした動きも関係していると見るべきでしょう。

 ラムジー選手の去就がどうなるのかにも注目です。