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ペリンは第2GK として 2021/22 シーズンはユベントスに残留か?

 ガゼッタ・デッロ・スポルト』によりますと、ジェノアへの期限付き移籍が満了したペリン選手が現行契約の最終年度となる 2021/22 シーズンはユベントスに残る模様とのことです。その可能性もあると言えるでしょう。

画像:去就に注目が集まるペリン
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 ペリン選手は1992年11月生まれの28歳。2018年夏にジェノアからユベントスに加入し、2022年夏までの4年契約を締結した GK です。

 今夏で現行契約が残り1年となるため、ユベントスとしては売却益を手にしたいところが実情です。ただ、選手側は納得する移籍先が見当たらない場合は「来夏の契約満了を待つ」ことによる妥協が可能です。

 移籍金が不要となることで獲得する側のクラブの負担が減る訳ですから、何が何でも今夏に新天地を求める必要性は少ないと言えるからです。

 

 ペリン選手がユベントス残留を選択した場合、第2GK としてスタートすることが濃厚です。しかし、2021/22 シーズンもコロナ対策で導入されている各種の規定が完全撤廃される見通しは少ないため、出場機会は例年よりも増えるでしょう。

 これは正 GK を務めるシュチェスニー選手が濃厚接触者などに認定されたことで出場できなくなる可能性がコロナ以前のシーズンよりも現実に存在しているからです。

 そのような事態に見舞われた際の対策として「第2GK の試合勘を極端に欠如させない起用方法」が採られることを考えると、『ユベントスに残る』という選択を下したとしても不思議ではありません。この点を選手側がどう判断するか次第でしょう。

 

 選手は出場機会を欲しますし、監督は自らの評価基準で選手を起用しますし、ユベントスは収益が確保することが喫緊の課題となっています。三者の思惑が入り乱れている状況で GK の人選がどのような形で落ち着くのかに注目です。