『スカイ・イタリア』によりますと、モウリーニョ新監督が就任するローマがデミラル選手獲得に興味を示しているとのことです。ローマは若手 CB を擁しているため、監督の評価次第になると思われます。
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EURO 2020 に参加していたデミラル選手ですが、トルコ代表が大会から敗退。そのため、自身の去就を巡る報道が出てくる状況となっています。
デミラル選手は2019年夏にサッスオーロからユベントスに加入し、サッリ監督の下ではレギュラーを獲得していました。
しかし、ローマ戦で左ひざ前十字靭帯を断裂。2020/21 シーズンにチームを率いたピルロ監督には評価されていたとは言えず、今夏の移籍市場での売却候補として名前が上がる状況に置かれています。
移籍先としてプレミアリーグのエバートンが本命視されていましたが、モウリーニョ監督を招聘したローマも興味を示しているとのこと。
ただ、移籍が実現するかは微妙なところです。ローマはスモーリング、マンチーニ、イバニェス、クンブラと主力級の CB を4選手擁しているからです。
いずれの選手も今夏に現行契約が満了する訳ではありませんし、クラブ決算の赤字額が深刻なユベントスは多額の移籍金を要求するでしょう。現状ではローマにデミラル選手を是が非でも獲得しなければならない事情はないため、“飛ばし” と見ておく必要がありそうです。
デミラル選手は対人守備能力の高さと荒っぽさが同居した状態ですが、新シーズンでのコーチ入りが予想されるアンドレア・バルザーリ氏の指導で荒さを減らせる可能性もあります。
“伸びしろ” がある若手選手ですから、この部分をユベントスがどう評価するのかに注目です。
