『ガゼッタ・デッロ・スポルト』などによりますと、ユベントスの新 CEO にマウリツィオ・アリバベーネ氏が就任することが濃厚になっているとのことです。2年前にも名前が出ていましたが、正式発表となるのかに注目です。
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アリバベーネ氏はブレッシア出身で1957年3月生まれの64歳。前職は（F1 の）スクーデリア・フェラーリのチーム代表で、2018年まで務めています。
ユベントスとの関係はフェラーリ以前から存在し、クラブの取締役を務めた経緯があります。そのため「マロッタ GM の後任になるのでは？」との噂がされており、当人が「過去に取締役を務めただけ」と否定するコメントを出していました。
ただ、今回は就任目前と言わざるを得ないでしょう。
主要なイタリア・メディアは「残すは公式発表のみ」との形で報じていますし、ユベントスはパラティーチ CFO 以下が素人同然の経営を行ったことで立て直しが喫緊の課題となっています。
アリバベーネ氏はフェラーリを内部抗争で追われていますが、競争力のあるチームに立て直した実績があることは否定できない事実です。
フェラーリもユベントスと同じで EXOR （エクソール）を親会社に持つ企業ですから、この人事は十分に起こり得ることです。
立て直しを図るであろうユベントスが経営面のトップに誰を任命するのかにも注目です。
