ユベントスは公式サイト上でファビオ・パラティーチ前 SD など3名が新たな役職と共に取締役会に加わると発表いたしました。パラティーチ氏はジュゼッペ・マロッタ前 GM の職務を引き継ぐ形になっています。

発表された新しい役職などは以下のとおりです。
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- 現地11月23日の発表内容:
- ファビオ・パラティーチ: Chief Football Officer
- ジョルジョ・リッキ: Chief Revenue Officer
- マルコ・レ: Chief Financial Officer
- 10月1日にアニェッリ会長が言及した役割分担:
- ファビオ・パラティーチ: スポーツ部門
- ジョルジョ・リッキ: 収益部門
- マルコ・レ: 会計・IR・技術・購買等
アニェッリ会長が以前に言及した3名がそのまま各部門の統括責任者という肩書きが与えられ、取締役に就任することとなりました。
これまではマロッタ CEO という「各部門を統括する責任者」がいましたが、その役割が消滅しています。おそらく、この役割はアニェッリ会長やネドベド副会長が統括する取締役会が担うことになるものと考えられます。
マロッタ前 CEO がユベントスを離れたことで、補強についてはパラティーチ CFO の意向が出てくることでしょう。前任者の時代は「イタリア人選手を中心にしたチーム作り」を志向する形での動きが目立つ状況でした。
アニェッリ会長が「拡大路線」を口にしていますので、どのぐらいの変更が行われるのかが注目点になります。
ルガーニ選手やケーン選手というイタリア人の “有望株” が今冬以降の移籍市場でどのような動きを見せるかでクラブの大まかな方向性を読み取ることができると言えるでしょう。
クラブの新しいフロント陣が前任のマロッタ CEO がクラブを切り盛りしていた時代を上回る成長を維持し続けることができるのかに注目です。