『スカイ・イタリア』によりますと、アッレグリ監督がユベントスの監督に復帰するのであればキエッリーニ選手らとの契約延長が行われる模様とのことです。評価基準がピルロ監督などとは異なるため、可能性はあると言えるでしょう。
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ユベントスはピルロ監督が続投の下限である「(リーグ戦4位での)チャンピオンズリーグ出場権とコッパ・イタリア制覇」を成し遂げたものの、解任濃厚の状況にあります。
前任者は2人続けてスクデット獲得でも解任されており、ピルロ監督が同様の憂き目に遭ったとしても不思議ではないでしょう。シーズンを通して最適解を見つけられず、継続性も示めせなかった指揮官の続投を積極的に支持することは考えにくいためです。
後任の最有力として名前が出ているアッレグリ監督が復帰した場合、選手の序列に影響が出ることは不可避です。
守備からチーム作りをするため、今季で契約が満了するキエッリーニ選手には1年の契約延長が打診されるでしょう。また、攻撃の軸にはディバラ選手が指名される可能性が高く、「ディバラ選手を中心にした編成」が要望されると思われます。
その一方で “パラティーチ CFO の後ろ盾による存在感や影響力を発揮していた選手” は立場が揺らぐでしょう。守備での貢献が低いことを理由にイグアイン選手をベンチ送りに過去を持つ指揮官であり、現レギュラーとて「安泰」ではないからです。
『再建期』を迎えたことが確実となっているユベントスが 2021/22 シーズンにどの指揮官の下で立て直しを図るのかに注目です。