2020/21 セリエA第27節カリアリ戦を控え、ピルロ監督による前日会見が行われましたので概要を紹介いたします。

アンドレア・ピルロ監督:
「チームは回復中です。昨日、私達は共にトレーニングをしましたが、カリアリへの道は明確です。カリアリは監督交代で素晴らしい結果を出しています。
チャンピオンズリーグ敗退後で重要な試合になるでしょう。カリアリで偉大な試合をするためにプライドとチームスピリットを示す必要があります。
ロナウドは良好です。チーム全体と同様に彼が落胆するのは当然です。明日の試合で起用できる良いトレーニングを積んでいますよ。
あのような夜の後ですから噂が出るのは自然なことです。彼は世界で最も重要なキャラクターであり、常に話題の中心です。しかし、ユベントスで90得点を決めるなど価値を証明して来たことを思い出しましょう。
キャリアの中で私はこのような状況を経験して来ました。数多くの勝ち負けを積み重ねて来たからです。大きな失望にも関わらず、私は常に情熱を残そうとしています。
明日も同じ姿勢で臨まなければなりません。私達は3月にいる訳ですし、まだカンピオナートは13試合も残っています。コッパ・イタリア決勝もありますし、水曜日でシーズンが終わったのではありません。
私達はユベントスであることを示すという偉大な欲求を持って出発し、最終戦までカンピオナートを争うためにプレーすることができます。私達次第でしょう。大きな悲しみから最善を引き出す必要があり、それができると確信しています。
選手はデミラル、ラムジー、ディバラ、ベンタンクールを除き良好です。
ラムジーはフィジカル問題によるものです。不運なことに彼はパフォーマンスに継続性を与えられていません。過去に大きな問題を抱えていたために数ヶ月ピッチから離れざるを得ませんでした。
ラムジーは知的な選手であり、起用可能な時は貴重な存在です。彼はチームを上手く活かす術を知っています。彼だけがフィジカル的な脆弱性を持っており、離脱を時折余儀なくされます。
ブッフォン?起用できるかは分かりません。ベストの状態ではないからです。午後に評価しなければなりません。
キエッリーニは良好です。先発も可能です。クルゼフスキは様々なポジションで起用可能であり、彼をより中央で起用することに挑戦するでしょう。彼にはそれができるフィジカルがあるからです。
ボヌッチ?彼は痙攣を抱えていました。起用できる選手が少なかったので2枚変えをしたのです。
私達はディバラが国際Aマッチデー明けに戻ってくることを期待しています。より集中して働き、復帰後はすぐに起用できることを望んでいます。欠場は大きく響いています。
アルトゥールが回復するにはより時間が必要でしょう。痛みは上手くコントロールできています。明日どのような状態かを見ましょう」