ユベントスは公式サイト上で 2020/21 セリエA第27節カリアリ戦に向けた招集メンバー21選手を発表いたしました。
招集された選手一覧は下表のとおりです。
選手名 | |
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GK | 1: シュチェスニー、31: ピンソーリョ、42: ガロファニ |
DF | 3: キエッリーニ、4: デ・リフト、12: アレックス・サンドロ、13: ダニーロ、16: クアドラード、19: ボヌッチ、36: ディ・パルド、37: ドラグシン、38: フラボッタ |
MF | 5: アルトゥール、14: マッケニー、22: キエーザ、25: ラビオ、33: ベルナルデスキ、41: ファジョーリ、44: クルゼフスキ |
FW | 7: ロナウド、9: モラタ |
ポルト戦からは GK ブッフォン選手と MF ラムジー選手がコンディション不良で招集メンバー外。GK はプリマベーラからガロファニ選手が招集されています。
【先発予想: 4-4-2】
GK: シュチェスニー
DF: クアドラード、デ・リフト、キエッリーニ、ダニーロ
MF: マッケニー、アルトゥール、ラビオ、キエーザ
FW: クルゼフスキ(モラタ)、ロナウド
ピルロ監督は 4-4-2 を選択するでしょう。ポルト戦は出場停止だったダニーロ選手が先発に復帰し、それ以外の選手はコンディション次第で先発起用が決定する形になると予想されます。
対するカリアリのセンプリチ監督は 3-5-2 が濃厚です。
攻撃を牽引するシメオネ選手とJ・ペドロ選手が縦関係の2トップを組み、両 WB が攻撃時に幅を取る形が基本となっています。中盤ではナインゴラン選手が睨みを効かせるチームですから、“抑えるべき選手” を間違えないことが重要になるでしょう。
スタメンでの起用が予想されるカリアリの前線にはターゲットマンとなれる選手は不在です。したがって、ユベントスの守備陣はカウンターを受けた際に相手の攻撃を遅らせることと波状攻撃を避けるための危険なスペースのケアが重要になります。
一方で攻撃陣は「5-3-2 の状態でスペースを消すカリアリの守備陣をこじ開けて得点できるか」にテーマが集約されます。
ユベントスが逆転でスクデットを獲得するには大型連勝が必要不可欠な状況です。3月の国際Aマッチデーまでの2試合は連勝がノルマであり勝利には得点が欠かせません。
カリアリは「ユベントスが抱える事情」を当然認識しているため、ゴディン選手を中心に中央を固めた堅守速攻でユベントスを効果的に悩ませるゲームプランで臨んで来ることでしょう。
ピッチ上の結果で周囲の雑音を封じる必要があるピルロ監督がミッドウィークに120分の激闘を終えたチームをどのように立て直してアウェイでのカリアリ戦を迎えるのかに注目です。