2020/21 セリエA第21節ローマ戦を控え、ピルロ監督による前日会見が行われましたので概要を紹介いたします。
アンドレア・ピルロ監督:
「私達はイタリアで最高のフットボールをするチームの1つと対戦します。細心の注意を払わなければなりませんし、良い選手を擁していることからセットプレーを許すこともできません。
競り合ったボールを失わないことが重要になります。これが試合の分かれ目となるでしょう。
私達はあらゆる部分で改善しています。完璧は存在しませんが、トレーニングの時間が限られていたとしても、私達がしているように成長することが可能です。
メンタル面においてサンシーロでのインテル戦の敗戦は私達が集中して常に偉大なモチベーションを持つ必要があることを明確にし、私達を大きく手助けすることになりました。
私達が首位に立っていないのであれば、どのチームと対戦しても難しくなるでしょう。フィオレンティーナ戦とインテル戦での敗戦は勝利の基本的な側面である野心を再び与えました。
ディバラはまだ別メニューです。ラムジーは部分的に全体練習に加わりましたが、両選手ともにまだ起用不可です。私達は 70-80% の状態にあり、DF 陣が全員復帰したことで大方の選手が起用できます。
ターンオーバーを実施して来ましたし、明日の試合でも入れ替えがあるでしょう。選択肢がありますし、それが安心材料です。
ロナウドが偉大なプロフェッショナルであることは知っていますが、監督として彼を見ることは日々驚きです。豊富な情熱があり、楽しんでいます。全てを勝ち取り、あらゆる記録を打ち破った後の年齢では大事なことです。
この欲求とモチベーションを持っているなら、あなたはヒーローでしょう。同じ情熱はブッフォン、キエッリーニ、ボヌッチにもあります。
(前回の対戦時には)私はまだ何選手かの特徴を良く知っていませんでした。例えば、マッケニーはセットプレー要員としてプレーしていませんでした。プレーによって判明する特長もありますからね。
今の私達はよりバランスが取れていますし、ポジショニングとアクションの構築の両面で自分たちのプレースタイルを見出しています。
ジェコがプレーしなかったとしても私達に変化はありません。ジェコの不在を感じさせないボルハ・マジョラルという素晴らしい選手がいるからです。ジェコは偉大な選手ですよ」