アリアンツ・スタジアムで行われた 2020/21 セリエA第32節パルマ戦に 3-1 で勝利したユベントスの監督・選手による試合後コメントを紹介いたします。

アンドレア・ピルロ監督:
「私達の最初の対戦相手はメンタルになることがありますが、今日は正しい姿勢でスタートしました。これは簡単なことではありませんでした。
後半は適切な集中力を保ってピッチに留まり、流動性を向上させ、ライン間でのプレーを上手く管理しました。
ディバラは非常に良かったです。前半にパスのラインから少し離れていたり、年間を通して私達が彼を失っていたとしてもです。重要な選手ですから。今夜の彼は時間の経過とともに良くなりましたし、偉大な試合をプレーしました。
ブッフォン?私達は彼が16歳の時から知っていますし、まだ一緒にいます。並外れた人物ですし、絶対的なカンピオーネです。彼がピッチに立った時は偉大なエネルギーを与えてくれます」
アレックス・サンドロ選手:
「重要なのはスコアに関係なく、勝利することでした。勝つことができるよう私達は日々仕事に取り組んでいますし、成功して嬉しく思います。
私達は試合のことだけが頭にあります。これが私達がパルマを克服できた理由です」
ユベントスにとって大きかったのは「(パルマ戦が始まる前の段階で)ミランがサッスオーロに逆転敗けを喫したこと」でしょう。これにより、ユベントスのアタランタ戦での敗戦が帳消しになったも同然だからです。

今節・第32節でアタランタはローマと対戦し、ナポリは(1試合消化が少ない)ラツィオとの直接対決です。また、今週末の第33節ではミランとラツィオの直接対決が組まれています。
大一番での潰し合いが発生する前の取りこぼしが与える影響は軽視できるものではありませんし、薄氷の上にいるユベントスにとっては「思わぬ幸運が訪れた」と言えるでしょう。
とは言え、ユベントスはミランを下したサッスオーロとは(第35節ミラン戦の後の)第36節での対戦が控えています。したがって、5月にピークを合わせてラストスパートを決められるかが極めて重要になります。
今週末のフィオレンティーナ戦でも勝点3を積み重ねることができるのかに注目です。