ユベントスは公式サイト上でジェノアからニコロ・ロベッラ選手を獲得したと発表いたしました。なお、ロベッラ選手は2022年6月末までジェノアに期限付き移籍することも合わせて発表されています。
また、ポルタノーバ選手とペトレッリ選手がジェノアに完全移籍することとなりました。
ユベントスから発表されたプレスリリースは以下のとおりです。
トリノ、2021年1月29日 ー ユベントス・フットボールクラブは以下の事項についてジェノア CFC と合意に達しました。
選手ニコロ・ロベッラの登録権を3年分割1800万ユーロで獲得いたしました。選手が契約期間中にパフォーマンス目標を達成した場合、最大2000万ユーロまで増額される可能性があります。
本契約では2022年6月30日まで当該選手の登録権を一時的に譲渡することも含まれています。ユベントスは選手と2024年までの4年契約を締結いたしました。
選手マノーロ・ポルタノーバの登録権を3年分割1000万ユーロで譲渡いたしました。選手が契約期間中にパフォーマンス目標を達成した場合、最大500万ユーロが増額される可能性があります。本取引で960万ユーロのプラスの経済効果が生まれることになります。
選手エリア・ペトレッリの登録権を3年分割800万ユーロで譲渡いたしました。選手が契約期間中にパフォーマンス目標を達成した場合、最大530万ユーロが増額される可能性があります。本取引で760万ユーロのプラスの経済効果が生まれることになります。
移籍金の動きは昨日発表された「アケ選手とトンギャ選手の交換トレードと同じ」です。違いはインセンティブの額ぐらいだと言えるでしょう。
ロベッラ選手の保有権を獲得したことで大きな変化が現れるのは『今後の補強戦略』です。
ロベッラ選手は2001年12月生まれの19歳。「走行距離の極めて長いレジスタ」としての評価を既に確立させており、特長はインテルのブロゾビッチ選手に近いものがあります。
そのため、ロベッラ選手とポジションが重複するロカテッリ選手(サッスオーロ)などの獲得に大金を投じる必要性が薄れており、レジスタ以外を補強するために資金を回すことになると考えられるからです。
ロベッラ選手がユベントスに加入するのは 2022/23 シーズンの予定です。それまでジェノアで良い成長曲線を描くことに期待です。