ユベントスは公式サイト上で「胸スポンサーを務めるジープ（Jeep）との契約内容が見直され、現行契約の残り期間でのスポンサー料が年2500万ユーロ上昇する」と発表いたしました。
発表されたプレスリリースの内容は以下のとおりです。
トリノ、2019年10月24日 ー 近年トップチームが素晴らしい成績を残し、クラブが UEFA ランキングを上昇させ、ユベントスのブランド力を世界中で向上させたことに対し、ユベントス・フットボールクラブと FCA は Jeep のスポンサー料を追加スポンサー権込みで 2019/20 および 2020/21 シーズンの固定スポンサー料金を2500万ユーロ増加することで合意に達したことを報告いたします。その他の規定は2012年4月に締結され、2021年6月30日まで有効のものに変更はありません。
同時にユベントスと FCA は契約によって定められた期間よりも前に契約更新についての交渉を開始することで合意に達しました。
ユベントスは Jeep ブランドを持つ FCA （フィアット・クライスラー・オートモービルズ）との胸スポンサー契約を締結していました。ポンサー料は年1700万ユーロと推定されており、そこに2500万ユーロが加算される形となります。
ちなみに、「加算」と言える根拠は英語版で「increase -- by」が持ちられているためです。
Juventus Football Club S.p.A. and FCA Italy S.p.A. agreed to increase the yearly fixed Jeep sponsorship consideration by € 25 million
「2500万ユーロに増額」の場合は「increase -- to € 25 million」と表現されているからです。今回のように「increase -- by」が用いられている場合は「元の金額から2500万ユーロの増加」と変化量が示されるため、ユベントス新スポンサー料は推定4200万ユーロとなる見込みです。
財政状況を無視した拡大戦略を続けているため、ユベントスはクリスティアーノ・ロナウド選手が在籍している間に「高価格のスポンサー契約」を引き出したいところです。そのために不可欠である「ピッチ上での結果」を出すことができるのかに注目です。
