『トゥット・スポルト』によりますと、ユベントスに所属する MF ハンス・ニコルッシ選手の移籍先として今季昇格組のスペツィアも有力候補に浮上したとのことです。移籍が決まるかが注目点と言えるでしょう。
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ニコルッシ選手は2000年6月生まれの20歳。ユベントス下部組織の生え抜きの MF で、2019/20 シーズンはセリエＢのペルージャに期限付き移籍をし、プレー機会を確保していました。
今季は「セリエＡに挑戦」が目標となっており、サンプドリアが移籍先の候補として名前が出ています。そこにサンプドリアと同じリグーリア州に本拠地を置くスペツィアもニコルッシ選手の獲得に興味を示しているとのこと。
スペツィアは昨季のセリエＢを3位で終え、プレーオフを制してセリエＡ昇格を果たしたチームです。セリエＢでのニコルッシ選手のプレーを実際に見ている訳ですから、獲得に乗り出したとしても不思議ではないでしょう。
ニコルッシ選手がプレシーズン・トレーニングでユベントスのトップチームやＢチーム（= U-23）の練習に参加している様子はありません。これは「武者修行に出ること」が前提で負傷を回避したい動きが有力ですから、移籍は遅かれ早かれ決まるでしょう。
今季はコロナ禍の影響で開幕が遅れ、欧州選手権などの影響で閉幕が前倒しとなる過密日程です。
（疲労回復に時間を要する）ベテラン重視で乗り切ることは極めて難しい状況であり、ニコルッシ選手のような若手選手はターンオーバーという形で一定のチャンスがどのチームにおいても得られるものと考えられます。
そのため、自らの特長を活かせるチームに移籍することが例年よりも重要と言えるでしょう。ニコルッシ選手の武者修行先がどのチームになるのかに注目です。
