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「デ・リフトの右肩は手術が必要な状態か?」とトリノの地元紙が報じる

 『コリエレ・デッラ・セーラ』系列の『コリエレ・デッロ・トリノ』が「デ・リフトがシーズン終了後に右肩の手術を受ける可能性がある」と報じたことを goal.it が伝えています。可能性はあると言えるでしょう。

画像:苦悶の表情を浮かべるデ・リフト
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 デ・リフト選手が右肩に問題を抱えたのはアタランタ戦でのことです。11月23日の第13節アタランタ戦で相手選手とスプリントで競り合った際に(野球のヘッドスライディングに近い状態となり)関節技を決められるような形で痛めました。

 「負傷したのでは?」との記者の質問に「問題ない」とサッリ監督が答え、その後も試合でも先発起用をしていましたから負傷の程度は軽かったのでしょう。ただ、12月11日のレバークーゼン戦を「肩の負傷」を理由に欠場しています。

 そのため、「全く問題はなかった」とは言い切れないでしょう。

 

 そのデ・リフト選手は7月11日のセリエA第32節アタランタ戦で右肩の負傷を再発させています。おそらく、この時に「右肩に脱臼癖」が付いてしまった可能性が濃厚です。

 第33節サッスオーロ戦では右肩の可動域をテーピングで限定している様子が中継に映っていましたし、「右肩の痛み」を理由に複数回ドクターを呼んでいます。状態が思わしくないのですから、脱臼に対する修復手術が噂されるのは自然なことだと言えるでしょう。

 肩の手術を受けた場合、少なくとも1ヶ月半の離脱は不可避です。これは引退したバルザーリ氏が現役時代の 2016/17 シーズンに同様の前例を作っているからです。

 もちろん、デ・リフト選手が手術を回避して騙し騙しでプレーすることは可能です。ただ、この場合は「相手チームから狙われる」でしょうし、「何でもない接触プレーで強制的に手術」となるリスクを背負う必要があります。

 

 ユベントスとしては「手術を受けるなら、デミラル選手の状態が整ってから」にして欲しいことでしょう。思わしくない状況にある自身の右肩にデ・リフト選手とクラブがどのような判断を下すのかに注目です。