ユベントスは公式サイト上で現地11月12日(木)から21日に予定されているセリエA第8節カリアリ戦を見据えた調整を開始したと発表いたしました。なお、キエッリーニ選手とキエーザ選手の負傷が公式に言及されています。
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11月の国際Aマッチデーに合わせて3日間のオフを取得したユベントスは現地12日から調整を開始。ただ、トップチーム登録の選手は基本的に代表チームに招集されているため、チーム全体での練習はできていない状況にあります。
居残り組は基本的に「負傷離脱中の選手」であり、状態は以下のとおりです。
DF: キエッリーニ (左太もも) |
左ハムストリングに低度の負傷が確認され、現在治療中。 → 約1ヶ月の離脱が有力 |
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DF: デ・リフト (右肩脱臼) |
右肩脱臼による再建手術を受け、ピッチ上の練習には復帰済み。現在は医師の許可待ち |
DF: A・サンドロ (右太もも) |
全体練習を部分的に消化した段階 |
MF: ラムジー (右太もも) |
リハビリ中 |
FW: キエーザ (右太もも) |
ラツィオ戦の前に右太ももに張りを感じたために離脱。理学療法を受けている状態 |
キエッリーニ選手の「低グレードの負傷」は「重度 1〜2 の損傷が確認された」との意味で用いられる表現ですから、これまでの実績から「1ヶ月低度の離脱」が現実的と言えるでしょう。
また、ラツィオ戦でキエーザ選手の起用が見送られた理由は「右太ももの張り」が原因であったことが明らかになりました。筋肉の損傷は確認されていないため、代表での起用が見送られれば離脱は最小限で済むと思われます。
なお、ユベントスは11月の国際Aマッチデー明けは冬季中断期間まで「週2試合のペースで10試合」という過密日程です。
大会名 | 節 | 日時 | 対戦カード |
---|---|---|---|
国際Aマッチデー (11月9日〜17日) | |||
Serie A | 08 | 11月21日 | ユーヴェ 対 カリアリ |
UEFA CL | 04 | 11月24日 | ユーヴェ 対 フェレンツバーロシュ |
Serie A | 09 | 11月28日 | ベネベント 対 ユーヴェ |
UEFA CL | 05 | 12月2日 | ユーヴェ 対 ディナモ・キエフ |
Serie A | 10 | 12月5日 | ユーヴェ 対 トリノ |
UEFA CL | 06 | 12月8日 | バルセロナ 対 ユーヴェ |
Serie A | 11 | 12月13日 | ジェノア 対 ユーヴェ |
Serie A | 12 | 12月16日 | ユーヴェ 対 アタランタ |
Serie A | 13 | 12月19日 | パルマ 対 ユーヴェ |
Serie A | 14 | 12月22日 | ユーヴェ 対 フィオレンティーナ |
冬季中断期間 |
セリエAでは取りこぼしが許されない相手との対戦が続きますし、ピルロ監督の “ハネムーン期間” も終了するため風当たりも強まるはずです。
まずは離脱中の選手が復帰する時期が注目点になるでしょう。ピルロ監督が選手をどのようにやりくりして、勝点を積み重ねてチームを成熟させて行くのかに注目です。