ユベントスは公式ツイッター上で 2019/20 セリエＡ第29節ジェノア戦に向けた招集メンバー21選手を発表いたしました。
招集された選手一覧は下表のとおりです。
| 選手名 | |
|---|---|
| GK | 1: シュチェスニー、31: ピンソーリョ、77: ブッフォン |
| DF | 4: デ・リフト、13: ダニーロ、19: ボヌッチ、24: ルガーニ、42: ウェズレイ |
| MF | 5: ピアニッチ、8: ラムジー、14: マテュイディ、25: ラビオ、30: ベンタンクール、38: ムラトーレ |
| FW | 7: ロナウド、10: ディバラ、11: ドウグラス・コスタ、16: クアドラード、21: イグアイン、33: ベルナルデスキ、35: オリビエリ |
前節レッチェ戦は出場停止で招集メンバー外だったダニーロ選手が復帰。それ以外は同じ20選手が招集され、ジェノバ遠征に向かうことになりました。
【先発予想： 4-3-3】
GK: シュチェスニー
DF: クアドラード、デ・リフト、ボヌッチ、ダニーロ
MF: ベンタンクール、ピアニッチ、マテュイディ
FW: ベルナルデスキ（Ｄ・コスタ）、ディバラ、ロナウド
サッリ監督は 4-3-3 を継続するでしょう。前節はマテュイディ選手が担当した左 SB にはダニーロ選手が入り、結果を出している前線3トップは継続になると思われます。
対するジェノアのニコラ監督は 3-5-2 を選択すると考えられます。セリエＡ残留に向けて勝点1でも上積みをしたいため、守備ブロックとカウンターに活路を見出そうとするはずです。したがって、その対応が重要になります。
ジェノアはシェーネ選手がレジスタとして攻撃の舵取りを行い、ストゥラーロ選手やベーラミ選手などの武闘派が護衛に当たるはずです。前線の FW 陣は技巧派のサナブリア選手とＩ・ファルケ選手、高さのあるファビッリ選手とピナモンティ選手がいます。
組み合わせ次第で攻撃の形が大きく変わるため、ユベントスの守備陣はどちらの攻撃にも対処する準備をしておくことが要求されると言えるでしょう。
一方でジェノアの最終ラインはスマオロ選手を中央に置く3バックです。レッチェよりも能力がある DF 陣が形成した守備ブロックをユベントスの攻撃陣がどう崩すかが問われる展開になるはずです。
ユベントスの選手起用で注目となるのは MF でしょう。なぜなら、今季終了後にピアニッチ選手とムラトーレ選手が退団するため、積極的には起用しにくい状況ができてしまったからです。
しかし、彼らを起用しなければシーズン最終盤に中盤 MF 陣は疲労で息切れが生じることになる可能性が大です。ジレンマを抱えて残りシーズンを戦うことになったサッリ監督がどのような采配を見せるのかに注目です。
