ユベントスは公式サイト上で 2019/20 セリエA第34節ラツィオ戦に向けた招集メンバー23選手を発表いたしました。
招集された選手一覧は下表のとおりです。
選手名 | |
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GK | 1: シュチェスニー、31: ピンソーリョ、77: ブッフォン |
DF | 4: デ・リフト、12: アレックス・サンドロ、13: ダニーロ、19: ボヌッチ、24: ルガーニ、28: デミラル、42: ウェズレイ |
MF | 5: ピアニッチ、8: ラムジー、14: マテュイディ、25: ラビオ、30: ベンタンクール、38: ムラトーレ |
FW | 7: ロナウド、10: ディバラ、11: ドウグラス・コスタ、16: クアドラード、21: イグアイン、35: オリビエリ、46: ザニマッキア |
前節サッスオーロ戦で筋肉の問題を抱えたキエッリーニ選手とラツィオ戦は累積警告による出場停止を受けているベルナルデスキ選手が招集外。
一方で出場停止処分が明けたクアドラード選手が招集メンバーに復帰。Bチームからはウェズレイ選手とザニマッキア選手が招集されています。
【先発予想: 4-3-3】
GK: シュチェスニー
DF: クアドラード(ダニーロ)、デ・リフト、ボヌッチ、A・サンドロ
MF: ベンタンクール、ピアニッチ、ラビオ(マテュイディ)
FW: D・コスタ(クアドラード)、ディバラ、ロナウド
サッリ監督は 4-3-3 を継続することでしょう。注目点はベルナルデスキ選手が欠場する右 WG にどの選手を起用するかです。右 SB の人選にも影響が出るため、対面するラツィオの選手との相性を見た上で決断を下す必要があるでしょう。
対するラツィオのインザーギ監督はお馴染みの 3-5-1-1 が予想されます。攻撃を牽引するのはエースのインモービレ選手ですが、再開後は2得点と完全に失速しています。ラツィオ攻撃陣の迫力が低下していることは追い風と言えるでしょう。
ラツィオが不振に陥った理由は「主力選手が負傷離脱したから」です。L・アルベルト、J・コレア、L・レイバ、ルリッチ、ラドゥと(少なくとも)主力5選手は不在です。
残された攻撃の形は「右 WB ラッザリ選手のオーバーラップ」と「カイセド選手のポストプレー」ですから、比較的対応はしやすいはずです。そのため、守備陣はクリーンシートが目標になるでしょう。
一方でユベントス攻撃陣は「複数得点を継続すること」が求められます。ラツィオ戦ではベルナルデスキ選手が不在のため、バランスの変化が生じることになるでしょう。対面するラツィオの左 CB を剥がせるかが決定機の数に直結してくるはずです。
ユベントスとラツィオは共に直近の成績は芳しくありません。どちらのチームも意地を見せる必要があるため、両監督がどのような準備をして直接対決に臨むのかに注目です。