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【招集メンバー】 2019/20 セリエA第31節 ミラン対ユベントス

 ユベントスは公式サイト上で 2019/20 セリエA第31節ミラン戦に向けた招集メンバー22選手を発表いたしました。

画像:コンティナッサで調整するイグアイン

 招集された選手一覧は下表のとおりです。

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表1:招集メンバー(2019/20 セリエA第31節 ミラン戦)
  選手名
GK 1: シュチェスニー、31: ピンソーリョ、77: ブッフォン
DF 3: キエッリーニ、12: アレックス・サンドロ、13: ダニーロ、19: ボヌッチ、24: ルガーニ、41: コッコロ
MF 5: ピアニッチ、8: ラムジー、14: マテュイディ、25: ラビオ、30: ベンタンクール、38: ムラトーレ
FW 7: ロナウド、11: ドウグラス・コスタ、16: クアドラード、21: イグアイン、33: ベルナルデスキ、35: オリビエリ、44: ヴリオーニ

 デ・リフト選手とディバラ選手が累積警告による出場停止で起用できないため、Bチームからコッコロ選手とヴリオーニ選手が新たに招集されました。また、全体練習に復帰したキエッリーニ選手とA・サンドロ選手もメンバーに入っています。

 

【先発予想: 4-3-3】
  GK: シュチェスニー
  DF: クアドラード、ルガーニ、ボヌッチ、ダニーロ
  MF: ベンタンクール、ピアニッチ、ラビオ(マテュイディ)
  FW: ベルナルデスキ(D・コスタ)、イグアイン、ロナウド

 サッリ監督は 4-3-3 を継続するはずです。このタイミングでターンオーバーを取り入れる可能性を低いため、選手の入れ替えが発生するのはデ・リフト選手とディバラ選手の代わりに起用される2選手だけと思われます。

 

 対するミランのピオーリ監督は 4-2-3-1 を選択するでしょう。前節ラツィオ戦で機能したため、良い流れを活かすという意味でもシステムは継続されると考えられます。

 攻撃はイブラヒモビッチ選手が1トップで身体を張って牽引し、2列目の選手がサポートすることが基本形です。右サイドのサレマーカーズ選手は確定的ですが、トップ下と左はチャルハノール選手のコンディション次第で流動的と言えるでしょう。

 ユベントスの守備陣は「ベナセル選手のパス出し」と「イブラヒモビッチ選手のポストプレー」を制限することが必要になります。前者はベンタンクール選手の役割になることが濃厚ですが、後者を CB で上手く役割分担できるかがポイントです。

 一方、ユベントスの攻撃陣は「ミラン守備ブロック(4-4-2)を崩せるか」が鍵です。コッパ・イタリア準決勝で対戦した際に攻めあぐねたため、攻撃陣が洗練されたかを確認する上でも大きな注目点と言えるはずです。

 

 日程的に厳しい状況で迎える第31節ミラン戦ですが、前節でラツィオが敗れて勝点差は7に広がっています。そのため、(主力2選手が不在で)勝点を取りこぼしたとしても影響は最小限に留めることができるでしょう。

 上り調子のミランとの対戦にサッリ監督がどのような準備をして臨むのかに注目です。