2019/20 カンピオナート・プリマベーラ第22節が行われ、ホームにジェノアを迎えたユベントスはセネ選手のゴールで先制するも、後半アディショナルタイムに逆転ゴールを許して 1-2 で敗れました。
試合に出場したユベントスの選手は下表のとおりです。
選手名 | |
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GK | 1: シアーノ |
DF | 2: ローザ(→ 23' st. 18: レオ) 6: ヴラセンコ 5: ゴッツィ・イウェル 3: アンツォリン (C) |
MF | 4: アハマダ 10: ファジョーリ(→ 19' st. 16: レオネ) 8: バッレネチェア 11: セクロフ(→ 39' st. 20: キボツォ) 7: トンギャ |
FW | 9: セネ(→ 19' st. 19: パブロ・モレーノ) |
ザウリ監督は 4-3-2-1 を選択。第19節インテル戦で採用したシステムを使い、ジェノアとの一戦に臨みます。
試合は積極的な姿勢で入ったユベントスが主導権を握る。4分にアハマダ選手がオープニングシュートを放つと、8分にはセクロフ選手がシュート。しかし、枠をわずかに外れてしまう。
対するジェノアは13分にダ・クーニャ選手のシュートで応戦するが、これはユベントスの GK シアーノ選手が防ぎ、こちらも均衡は破れない。
試合が動いたのは34分。ユベントスは中盤でトンギャ選手がヘディングでボールを突いて持ち上がると、DF ラインの裏にスルーパス。これに反応して相手 DF と入れ替わったセネ選手が GK も交わしてシュートを流し込み、ユベントスが1点を先制して前半を終えることに成功する。
後半はペースが落ちたものの、1点のリードを持ったユベントスが上手く時間を進める。しかし、75分にバッレネチェア選手が右足で放ったシュートは追加点とはならず、ジェノアを突き放すことができない。
すると80分にジェノアは左サイドでのボールキープからマジーニ選手が入れたクロスにエリア内に走り込んだ CB のセルペ選手が右足を伸ばして合わせ、1-1 の同点に追い付く。
追いつかれたユベントスは途中出場のキボツォ選手が個人技でゴールに迫るが勝ち越せず。逆にジェノアは91分にエボア選手のボール奪取からカウンターを発動させると最後はボナボリャ選手が角度のない場所から決めて逆転。
試合はこのまま終了。試合終盤に2失点を許したユベントスは逆転敗けを喫することになってしまった。
前半を1点リードで折り返し、終盤までリードを保つことができていただけに残り10分で2失点を喫し、逆転敗けとなってしまいました。試合運びという点で大きな “宿題” ができたと言えるでしょう。
プリマベーラの次戦は3月11日(水)に予定されている UEFA ユースリーグ・ラウンド16のレアル・マドリード戦です。
この試合も無観客で行われますが、クラブ史上最高の成績を残すための最大のチャレンジとなります。プリマベーラがジェノア戦の敗戦を払拭し、素晴らしいパフォーマンスを見せることができるのかに注目です。