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プリマベーラ: セクロフのゴールで先制するも後半に追い付かれ、インテルと 1-1 の引き分けに終わる

 2019/20 カンピオナート・プリマベーラ第19節が行われ、ホームにインテルを迎えたユベントスはセクロフ選手のゴールで先制するも後半に追い付かれ、試合は 1-1 の引き分けに終わりました。

画像:2試合連続ゴールで勝点をもたらしたセクロフ

 試合に出場したユベントスの選手は下表のとおりです。

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表1:出場選手一覧(2019/20 プリマベーラ第19節 インテル戦)
  選手名
GK 1: イスラエル
DF 3: アンツォリン (C)
5: ヴラセンコ
6: ゴッツィ・イウェル
2: エヌテンダ
MF 7: デ・ウィンター
4: レオネ(→ 19' st. 16: ファジョーリ)
8: アハマダ(→ 33' st. 15: バッレネチェア)
10: トンギャ
11: セクロフ(→ 12' st. 18: ダ・グラサ)
FW 9: セネ(→ 19' st. 19: キボツォ)

 ザウリ監督は 4-3-2-1 を選択。セネ選手をトップに配置し、トンギャ選手とセクロフ選手を2シャドーで起用する布陣で試合に臨みます。

 

 先手を奪ったのはユベントス。2分に中盤でのボール奪取からパスを受けたセネ選手がドリブルで持ち上がり、ボックス内での接触で倒される。プレーはノーファールだったが、こぼれ球を走り込んだセクロフ選手が押し込んでユベントスが先制する。

 リードを得たユベントスは27分に右 CK からヴラセンコ選手のヘディングシュートが枠を捉えたが、これは GK ポッツェル選手が好セーブ。

 一方のインテルは42分に右サイドで得た FK からファーサイドに飛び込んだフォンセカ選手が合わせるも、シュートはサイドネット。その直後にユベントスはセクロフ選手の枠内シュートで応戦するも、GK ポッツェル選手に阻まれてしまう。

 1-0 とユベントスが1点のリードで折り返した後半で先にチャンスを掴んだのはアウェイのインテル。

 51分に右サイドからの仕掛けでエリア内に陣取っていたムラッティエリ選手にまでボールが届き、トラップから素早くシュート。しかし、ユベントスの GK イスラエル選手の正面で決定機は阻止されてしまう。

 60分には右 CK からフリックしたボールをムラッティエリ選手がボレーで狙うが、これも GK イスラエル選手がブロック。それでも波状攻撃を続けていたインテルは68分にゴールキックのこぼれ球を回収したサトリアーノ選手からの浮き球パスをムラッティエリ選手がボレーで決め、同点に追い付くことに成功する。

 この後は互いに勝ち越しゴールを狙うも決め切るまでには至らず。結局、試合は 1-1 のまま終了し、両チームが勝点1を分け合う結果となった。

 

 なお、ユベントスのザウリ監督は試合後に次のようにコメントしています。

ランベルト・ザウリ監督:
「前半は素晴らしいドリブルとともに非常に高い技術レベルを表現し、それから後半は強さとフィジカルを前面に出すチームにクオリティーを少し下げたことで同点弾を許すことになりました。

 決勝での試合を行い、私達は2点目を見出す可能性はあったものの、ゴールは訪れませんでした。したがって、全体としては重要なチームとの大戦後の期間に来る良い試合でした。

 私は選手たちを試合だけでなく、日常生活においても信頼しています。彼らは信頼を果たした時に信頼を感じていますが、常に私とクラブからの信頼を感じなければなりません。

 私達の成長は明白ですが、道半ばです。なぜなら、5月まで成長したいからです。一方でコッパ・プリマベーラの決勝には進出したいです。これは偉大な結果となるからです」

 

 良い “先制パンチ” を当てて試合を優位に進めていたものの、50分過ぎから押し込まれる時間帯が続き、68分に同点ゴールを許す試合となってしまいました。ただ、その後は立て直しに成功していますし、失点はミスも関与していますから、悲観するほどではないでしょう。

 失点の発端となったのは右 SB に入っていたアンツォリン選手がヘディングで上手く跳ね返せなかったことです。左利きの左 SB を右に回さざるを得ない状況でしたから、タッチライン際での目測を誤ることは仕方のないことです。

 このミスは経験値でカバーできますし、それ以外に作られた決定機は GK イスラエル選手の好セーブなどで阻止できています。そのため、試合内容については自信を持って問題はないはずです。

 

 プリマベーラの次戦は2月19日(水)に予定されているコッパ・プリマベーラ準決勝フィオレンティーナ戦のセカンドレグです。ファーストレグは 1-1 で終えており、少し優位な立場を上手く活かすことができるのかに注目です。