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プリマベーラ: セクロフの先制ゴールを守り切り、ペスカーラを 1-0 で下す

 2019/20 カンピオナート・プリマベーラ第20節ペスカーラ戦が行われ、セクロフ選手の3試合連続ゴールを守り切ったユベントスが 1-0 で勝利しました。

画像:ゴールを決めたセクロフ(写真・左)を祝福するトンギャ

 試合に出場したユベントスの選手は下表のとおりです。

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表1:出場選手一覧(2019/20 プリマベーラ第20節 ペスカーラ戦)
  選手名
GK 1: イスラエル
DF 3: アンツォリン (C)
5: ドラグシン
6: ヴラセンコ
2: エヌテンダ(→ 1' st. : リッチオ)
MF 8: アハマダ
4: レオネ(→ 26' st. : バッレネチェア)
7: トンギャ
11: セクロフ
FW 9: セネ(→ 19' st. : デ・ウィンター)
10: パブロ・モレーノ(→ 26' st. : ダ・グラサ)

 ザウリ監督は 4-3-1-2 を選択。前節インテル戦の先発メンバーからは CB ヴラセンコ選手と FW パブロ・モレーノ選手が先発。前線を2トップ+トップ下の形で試合に臨みます。

 

 先手を取ったのはユベントス。18分に左サイドのパブロ・モレーノ選手が前方にパスを送るとエヌテンダ選手が折り返し。これにトンギャ選手が合わせるが、ペスカーラの DF が身体を張ってブロック。

 しかし、この跳ね返りをペナルティーエリア内に詰めていたセクロフ選手が押し込み、ユベントスが1点を先制する。

 対するペスカーラは25分に決定機を手にしたマラファニ選手がシュートも GK イスラエル選手がブロック。こぼれ球はアンツォリン選手がゴールライン上でかき出したため、同点ゴールとはならず。

 ペスカーラはベッローニ選手を中心にゴールを目指すが、GK イスラエル選手を脅かすまでの攻撃を見せることはできず。前半は 1-0 とユベントスが1点をリードして折り返す。

 後半は両チームともに前線の選手が起点となって攻撃を牽引するも、スコアを動かすことはできない。

 ユベントスは64分のパブロ・モレーノ選手、67分のトンギャ選手のシュートが得点の可能性を感じさせたが、ネットを揺らせず。一方のペスカーラもベッローニ選手やマセッラ選手を軸に攻めるが、守備への意識を強めたユベントスの前に沈黙してしまう。

 ペスカーラは88分に CK をディアンボ選手が落としたところから決定機が生まれたが、ユベントスの CB ヴラセンコ選手がクリア。ペスカーラは1点が遠い。

 結局、試合はこのまま 1-0 で終了。セクロフ選手が前半に決めた虎の子の1点を守り切ったユベントスが勝点3を獲得した。

 

 なお、ザウリ監督は試合後に次のようにコメントしています。

ランベルト・ザウリ監督:
「現時点ではどの試合も難しくなります。どのチームも自分たちの目標を持っているからです。今日のペスカーラはクオリティーを置いていたものの、直近の試合では上手くプレーしていましたし、この試合では多くの落とし穴がありました。

 選手たちは均衡を上手く破りましたが、いくつかの場面では上手くボールを扱えませんでした。特に最後の場面です。そうした場面があったからです。

 私達は幸せです。コッパ・イタリアでの引き分け後に勝利を取り戻しましたし、今はサッスオーロ戦に向けて準備します。カンピオナートは長いからです。ピッチに入った選手たちはベストを尽くしますし、多くの選手がプレーすることが私達の目標です」

 

 最初の決定機を決め切り、押し込まれる時間帯を耐え切って勝点3を獲得できたことは大きな収穫です。特に、クリーンシートで終えることができたという点は高く評価されるべきでしょう。

 直近の公式戦4試合は4分でしたが、コッパ・プリマベーラ準決勝の2試合とリーグ戦で2位と3位のチームとの対戦であり、結果は悪くありません。強豪とも渡り合えることは成長の証だからです。

 ただ、さらなる成長を求めるなら、そうした試合を勝ち切ることが要求されることになります。気持ち的に切れてしまう恐れがあったペスカーラ戦で上手くプレーできたことは評価のポイントになるでしょう。

 

 プリマベーラの次戦は2月29日(土)に予定されているカンピオナート第21節サッスオーロ戦です。アウェイ戦ですが、その後に UEFA ユースリーグが待ち構えているため、良い予行演習とすることができるのかに注目です。