2019/20 カンピオナート・プリマベーラ第18節が行われ、アウェイでカリアリと対戦したユベントスは1点を先行されるも試合終盤にセクロフ選手のゴールで追い付き、試合は 1-1 で引き分けました。
試合に出場したユベントスの選手は下表のとおりです。
選手名 | |
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GK | 1: イスラエル |
DF | 2: レオ 6: ヴラセンコ 5: ゴッツィ・イウェル 3: アンツォリン (C) |
MF | 8: ラノッキア(→ 19' st. : キボツォ) 4: レオネ 10: ファジョーリ(→ 13' st. : アハマダ) 7: トンギャ |
FW | 11: パブロ・モレーノ(→ 13' st. : セクロフ) 9: ペトレッリ(→ 39' pt. : セネ) |
ザウリ監督は 4-3-1-2 を選択。守備陣は前戦で先発した選手を中心に、攻撃陣はペトレッリ選手とパブロ・モレーノ選手の2トップが牽引する布陣で試合に臨みます。
試合は開始1分にファジョーリ選手からボール奪取したマリコーズ選手のシュートが枠を捉え、それをユベントスの GK イスラエル選手が好セーブで防ぐ展開で幕が上がる。
主導権を握ったカリアリは13分にカニャムナ選手のクロスがコンティーニ選手へと渡るも、この決定機も GK イスラエル選手が防ぐ。
それでもカリアリは20分に左 CK からガリャーノ選手がボレーシュート。これも GK イスラエル選手がブロックしたが、こぼれ球をロンバルディ選手が押し込み、ホームのカリアリが1点を先制する。
対するユベントスは35分に CK からヴラセンコ選手のシュートが枠を捉えるが、GK チョッチ選手が CK に逃れるセーブを見せてゴールを死守。前半はホームのカリアリが良い内容のまま 1-0 で折り返すこととなる。
後半もカリアリが主導権を握り続ける。55分にポッル選手が右サイドから中央に侵入し、これをガリャーノ選手がシュートも、GK イスラエル選手がストップ。ラディネッリ選手も押し込めず、カリアリはリードを広げることはできない。
一方のユベントスも交代策で打開を図るも、効果を得られずに試合は最終盤を迎える。
すると88分にユベントスは左サイドでボールを持ち上がり、途中出場のキボツォ選手が中にカットイン。この仕掛けはカリアリ守備陣に潰されるも、それで生じたこぼれ球をセクロフ選手がミドルでゴール右上に決め、ユベントスが土壇場で試合を 1-1 の同点に戻すことに成功する。
結局、試合はこのまま 1-1 で終了。両チームともに勝点1を分け合う結果となった。
なお、ザウリ監督は試合後に次のようにコメントしています。
ランベルト・ザウリ監督:
「最初の20分は相手が縦への展開やビルドアップで良い内容でした。それから彼らはリードを手にし、後半は私達がボールを握る形となりました。
全体を通して、ドローは公平だと思います。積極的な2つのチームが対面し、相手に高い位置からプレスをかけて主導権を握ろうとしていました。
勝点1に満足していますし、私達は成長を続けており、選手たちが見せたメンタル面にも私は満足しています。苦しむ必要がある時であってもです。私達は既に次戦を見据えています」
相手に押し込まれ続けるも何とか1失点で踏み止まり、最後に訪れたワンチャンスを決め切って勝点1を獲得しました。順位で上に位置する相手のホームでの結果ですから、ザウリ監督がプリマベーラの選手を称賛するのは当然のことでしょう。
シーズン前半戦だと、失点で気落ちして守備陣が瓦解する試合が少なからず存在したからです。
プリマベーラの次戦は2月15日(土)に予定されているカンピオナート第19節インテル戦です。インテルはプリマベーラの年代で毎年優勝争いに顔を出すチームであり、今季も3位に位置しています。この試合ででもプリマベーラが良い内容の試合を見せることができるのかに注目です。