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プリマベーラ: スーレとミレッティのゴールでジェノアを 2-0 で下す

 2020/21 カンピオナート・プリマベーラ第24節が行われ、ジェノアをホームに迎えたユベントスはスーレ選手とミレッティ選手のゴールで 2-0 で勝利しました。

画像:FKを決めたスーレを手荒に祝福する選手たち

 試合に出場したユベントスの選手は下表のとおりです。

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表1:出場選手一覧(2020/21 プリマベーラ第24節 ジェノア戦)
  選手名
GK 1: ガロファニ
DF 2: レオ
6: リッチオ (C)
5: エンゾアンゴ
3: トゥリッキア
MF 8: バッレネチェア(→ 3' st. 18: イリング)
4: オミッチ
9: スーレ(→ 33' st. 13: フィウマーノ)
10: ミレッティ
7: セクロフ(→ 26' st. 20: チェッリ)
FW 11: キボツォ(→ 33' st. 15 エンテンダ)

 ボナッティ監督は 4-2-3-1 を選択。前節ラツィオ戦からは3選手を入れ替え。両サイドバックにレオ選手とトゥリッキア選手が先発し、オミッチ選手がボランチに入る布陣で試合に臨みます。

 

 立ち上がりに決定機を掴んだのはユベントス。1分にスーレ選手からのラストパスを受けたセクロフ選手が狙うも、シュートは枠を捕らえず。

 22分にはミレッティ選手からのパスを引き出したキボツォ選手が狙うも、これは GK アゴスティーノ選手がストップ。こぼれ球もジェノア守備陣が先にクリアに成功し、ゴールは許さない。

 対するジェノアは34分に右サイドからのロングスローを中央に送り、ベサッジョ選手がお洒落なヒールパス。これを回収したマリオーネ選手が左足で狙うが、シュートは左ポストを叩き得点とはならず。

 試合が動いたのは39分。ユベントスはゴール正面で FK を獲得すると、スーレ選手の FK がゴール右隅に決まって1点を先行して前半を折り返すことに成功する。

 後半はバッレネチェア選手を負傷で欠いたユベントスに対し、ジェノアが同点を目指してシュートを放つ展開。61分にザッコーネ選手のクロスにデッラ・ピエトラ選手が角度のない位置から狙うも、これは GK ガロファニ選手が好セーブで CK に逃れる。

 ユベントスは70分にスーレ選手のスルーパスを上手く引き出したセクロフ選手が GK アゴスティーノ選手の飛び出しを予測して上を狙ったがシュートがクロスバーの上。ユベントスはジェノアを突き放すことができない。

 対するジェノアは73分に左サイドから仕掛けたザッコーネ選手に決定機が訪れたが、右足で狙ったシュートは GK ガロファニ選手の好守に阻まれてノーゴール。GK ガロファニ選手は75分のデッレピアネ選手のシュートもストップし、守護神として奮闘を続ける。

 守護神の奮闘に応えたい攻撃陣だったが、88分にスーレ選手とのカウンターで決定機を得たイリング選手のシュートは GK アゴスティーノ選手に阻まれて追加点とはならず。それでも90分に高い位置でボール奪取したミレッティ選手が自らの持ち上がりから決めて2点目を奪取。

 結局、このゴールが試合を終わらせることとなり、2-0 で勝利したユベントスが勝点3を獲得した。

 

 なお、ボナッティ監督は次のようにコメントしています。

アンドレア・ボナッティ監督:
「今日の最もポジティブな点は非常に高いテクニック品質を伴ったチームとしての素晴らしい前半だと思います。

 後半は試合が変わってしまいましたが、自己犠牲の精神、コンパクトさ、グループ全体としてのプライドがジェノアのような経験のあるチームとの難しい試合を制する要因となりました。

 改善すべき点はいくつかあります。しかし、チームの成長は良いペースで続いています。水曜日にはボローニャとの難しい試合が待っていますし、ビノーボで対戦した前半戦のようにスペースを消してリスタートで仕掛けてくることでしょう。

 私達が今日の試合で見たものを確認する絶好の場です。様々な場面で最善の方法を解釈できるかが問われています」

 

 




 

 両チームの GK が好セーブを連発する好ゲームでした。改善すべき点としては抜け出しに成功して手にした得点機を活かし切れる決定力の向上でしょう。

 ジェノア戦ではセクロフ選手やイリング選手にそのチャンスが訪れ、それを逸した選手自身が大きく落胆する状況だったからです。得点の期待値が最も高いシュートの種類とコースを瞬時に判断する頭脳とそれを体現する技術・精神力が課題だと考えられます。

 プリマベーラの次戦は5月26日(水)に予定されているカンピオナート第25節ボローニャ戦です。

 課題への取り組み成果を示す機会がすぐに訪れることは良いことですし、中3日での試合ですから今節では先発しなかった選手にもチャンスが訪れることでしょう。プリマベーラの選手たちがどのようなパフォーマンスを披露するのかに注目です。