プリマベーラにとって2020年の初戦となるカンピオナート第14節ナポリ戦が行われ、ユベントスはラノッキア選手のゴールで 0-1 の勝利を手にしました。
試合に出場したユベントスの選手は下表のとおりです。
選手名 | |
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GK | 1: イスラエル |
DF | 2: バンデイラ 6: ヴラセンコ 5: ドラグシン 3: アンツォリン (C) |
MF | 8: アハマダ 4: レオネ(→ 35' st. 18: セクロフ) 7: ラノッキア 11: トンギャ |
FW | 10: パブロ・モレーノ 9: ダ・グラサ(→ 35' st. 20: ジェルビ) |
ザウリ監督は 4-3-1-2 を選択。パブロ・モレーノ選手とダ・グラサ選手が2トップを組み、トンギャ選手がトップ下でサポートする布陣で試合に臨みます。
試合は2分にナポリのヴラカス選手が蹴った FK がゴールの枠を捉えるが、これは GK イスラエル選手の好セーブとクロスバーで CK に逃れる。
対するユベントスは14分に左サイドからトンギャ選手がペナルティーエリア内に侵入してクロス。これがナポリ DF に当たって少し跳ねたところをラノッキア選手が右足ボレーで叩き込み、ユベントスが1点を先制する。
ユベントスは34分には細かいタッチでボックス内に侵入したレオネ選手がシュートを放つが、これはクロスバーに嫌われてゴールとはならず。35分にはゴールの右45度で得た FK からアンツォリン選手が狙うも、GK イダシアク選手が好セーブで CK に逃れる。
1点のビハインドを背負ったナポリは後半開始と同時に2選手を交代させて局面の打開を図る。ナポリは63分に左サイドからの折り返しを最後はパルミエリ選手が狙うが、シュートはユベントスの DF 陣がブロック。
その後は両チームがチャンスらしいチャンスを作ることができず。直接 FK でゴールを狙うも、シュートが枠を捉えずに時計の針が進むことになってしまう。
結局、試合はこのまま 0-1 で終了。前半のラノッキア選手のゴールを守り切ったユベントスが新年最初の白星を手にすることに成功した。
なお、ザウリ監督は試合後に次のようにコメントしています。
ランベルト・ザウリ監督:
「チームは大きく成長していますし、すべてのボールで戦い、すべての試合で勝つために戦っています。私達は非常にポジティブな瞬間を経験しており、2019年の最後に得た素晴らしい結果をすぐに回復したいと思っています。
ここで勝利することは簡単ではないと分かっていましたから、勝利したことは本当に嬉しいです。
試合を閉じることができなかったのは後悔として残ります。追加点の機会を作ることはできていましたし、私達は試合を閉めるべきだったからです。拮抗した試合でしたし、窮地を迎える場面もあったからです」
前半30分過ぎからの15分で2点目を奪うことができる決定機を複数回に渡って作り出すことができていましたから、この点についてはザウリ監督が言うように悔いが残っていたとしても不思議ではありません。
しかし、同点に追いつくために攻勢を強めるナポリに後半はオープンなプレーからの決定機をほとんど作らせなかったのですから、良い試合運びをしたと言えるはずです。アウェイでのこのような試合運びは高く評価されるべきでしょう。
プリマベーラの次戦は1月18日(土)に予定されているカンピオナート第15節フィオレンティーナ戦です。育成年代で安定した成績を残しているフィオレンティーナを相手に良い内容の試合を続けることができるのかに注目です。