ユベントスは公式サイト上でポーランド代表 GK ヴォイチェフ・シュチェスニー選手との契約を2024年まで延長したと発表いたしました。今季終了後の GK 騒動に巻き込まれることは回避される形となりました。
シュチェスニー選手は1990年4月生まれの29歳。2017年夏にアーセナルからユベントスに加入しました。(※ 2015年夏から17年夏まではローマに期限付き移籍)
現行契約は2021年夏までであったため、「延長」か「売却」かの決断をユベントスのフロント陣は迫られていたことは事実でしょう。
結果は「契約延長」となりました。ユベントス加入後に達成したクリーンシートの数はリーグ最高で、今季はリーグ最高のシュートセーブ率(83.7%)を記録しています。
昨季のシュートセーブ率も正 GK を務めた選手の中で最高値でしたし、足元の技術やキックの精度もリーグ屈指のものがあります、契約延長となるのは妥当と言えるでしょう。
なお、シュチェスニー選手が今回の契約延長に対し、次のようにコメントしています。
ヴォイチェフ・シュチェスニー選手:
「延長は美しい感覚です。クラブが私を信頼してくれた行為ですから私はとてもハッピーです。ユーヴェで今後もベストを尽くすことを心待ちにしています。
(ユーヴェでの)デビュー戦となったキエーボ戦のことは覚えています。特別な試合ではありませんでした。なぜなら、私はどの試合も平静さを持ち、プレッシャーを抱かずに臨んでいるからです。偉大な瞬間です。3年近くが経過しましたし、常に改善を志し、ベストを尽くしています。
(チャンピオンズリーグでのデビュー戦となった)オリピアコス戦は重要でした。数日前にブッフォンが負傷したことで6週間は先発 GK としてプレーしなければならないと知っていたからです。ですから、重要な瞬間でした。ユベントスでの最初の本当のテストでしたが、楽しむことができました。
勝つためのセーブをすることが好きです。気に入っているセーブの1つは11月の(今季第11節)ミラン戦でのものです。それから、アタランタ戦でのパシャリッチのヘディングを止めたセーブもです。第2節ナポリ戦でのアランのシュートを止めた場面も気に入っています。
GK にとって PK が難しいとは思いません。なぜなら、試合中には数多くの難しい瞬間が訪れるからです。PK が難しすぎると思ったことはありません。
多くのタイトルを取ることが目標です。私は2024年まで留まりますし、すべてを勝ち取りたいと思っています。クラブと選手たちの目標ですし、目標を達成するために走り、貢献したいと考えています。
ティフォージが私に与えてくれるすべてに感謝したいと思います。アリアンツ・スタジアムに入った際に得られる感覚もそうです。クラブのために常にベストを尽くすことを約束します」