イタリア審判協会は公式サイト上で 2019/20 コッパ・イタリア準決勝のファーストレグを担当する審判団を発表いたしました。ミラン対ユベントス戦の主審はパオロ・バレリ(Paolo Valeri)氏です。

ラツィオ州ローマ出身のバレリ氏は1978年5月生まれの41歳。今季はセリエAを10試合、VAR を8試合で担当しています。
日時 | Serie A | 対戦カード |
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2018/12/29 | 2018/19 第19節 |
ユベントス v サンプドリア [2 - 1] |
2019/10/26 | 2019/20 第9節 |
レッチェ v ユベントス [1 - 1] |
日時 | Serie A | 対戦カード |
2017/10/28 | 2017/18 第11節 |
ミラン v ユベントス [0 - 2] |
バレリ氏が今季のユベントス戦を担当するのは2試合目。第9節レッチェ対ユベントス戦以来の担当となります。バレリ氏が主審を務めた直近2シーズンの成績は1勝1分ですが、試合内容はあまり良いとは言えないでしょう。
一方のミランは今季バレリ氏が主審を務めた第14節パルマ戦と第21節ブレッシア戦をどちらも 0-1 で制しており、相性の良さを持って試合に臨むことが予想されます。
ちなみに、バレリ氏が過去にミラン対ユベントス戦で主審を務めたのは 2017/18 シーズンの第11節のみ。この試合はイグアイン選手のドッピエッタでユベントスが勝利しており、イグアイン選手はポジティブな精神状態で試合を迎えることができるでしょう。
なお、バレリ氏とともに試合を担当する副審はダニエレ・ビンドーニ(Daniele Bindoni)氏とバレンティーノ・フィオリート(Valentino Fiorito)氏。第4審判はダニエレ・キッフィ(Daniele Chiffi)氏。
VAR はルイジ・ナスカ(Luigi Nasca)氏、副 VAR はマウロ・ビベンツィ(Mauro Vivenzi)氏が担当すると発表されています。
ナスカ氏は今季のセリエAで VAR を21試合担当しており、専任の状況です。マッサ氏と組んだ第7節カリアリ対ローマ戦では物議を醸しましたが、今回はバレリ氏とのコンビですからナーバスになる必要はないでしょう。
敵地サンシーロでのファーストレグとなりますが、セカンドレグの直前に行われる2試合がリヨン戦(CL)とインテル戦(セリエA)であるため、優位な状況でファーストレグを終えたいところです。
ミランは 4-4-2 を基本にして再建を図っている段階であるため、極端な “癖” はない状況です。ベローナでの失態を挽回することができるのかに注目です。