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プリマベーラ: コッパ・プリマベーラ準決勝第1戦を 1-1 で引き分ける

 2019/20 コッパ・プリマベーラ準決勝のファーストレグが行われ、アウェイでフィオレンティーナと対戦したユベントスはアハマダ選手のゴールで1点を先行するも追いつかれ、試合は 1-1 で引き分けました。

画像:プリマベーラの主将を務めるアンツォリン

 試合に出場したユベントスの選手は下表のとおりです。

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表1:出場選手一覧(2019/20 プリマベーラ杯 フィオレンティーナ戦)
  選手名
GK 1: イスラエル
DF 2: レオ(→ 23' st. : エンテンダ)
5: ドラグシン
6: ゴッツィ・イウェル
3: アンツォリン (C)
MF 4: ラノッキア(→ 36' st. : セネ)
10: ファジョーリ
8: アハマダ
7: トンギャ
FW 11: ダ・グラサ
9: ペトレッリ(→ 23' st. : パブロ・モレーノ)

 ザウリ監督は 4-3-1-2 を選択。Bチームでのプレーが続いていたドラグシン選手が CB の一角に復帰。前線はフィジカルのあるダ・グラサ選手とペトレッリ選手の2トップで試合に臨みます。

 

 試合はトップチームの本拠地であるアルテミオ・フランキでプレーするフィオレンティーナが非常に高いモチベーションと強度を持った入りを見せる。

 フィオレンティーナは9分にベロコ選手のクロスから得点を匂わせるが、ユベントスの GK イスラエル選手が対処。14分にはピエロッツィ選手が強烈なシュートを放つも、これは枠の外へと外れる。

 一方のユベントスは26分にレオ選手のクロスからペトレッリ選手がヘディングシュートを放つが、これはクロスバーの上。こちらも相手 GK を脅かすことはできない。

 試合の均衡が破れたのは44分のこと。ユベントスはアハマダ選手がファジョーリ選手とのコンビでペナルティーエリアまで侵入すると左足シュートでブランコリーニ選手が守るゴールを破り、ユベントスが1点のリードをして前半を折り返すことに成功する。

 1点のビハインドを背負ったフィオレンティーナは50分に試合を振り出しに戻す。CK からフルク選手の放ったシュートが逆サイドにいたクコベツ選手へのラストパスとなったことで同点ゴールが生まれ、試合は 1-1 の同点となる。

 同点ゴールで勢いに乗ったフィオレンティーナは56分にフルク選手のクロスからドゥトゥ選手がヘディングシュート。しかし、この枠内シュートは GK イスラエル選手が好セーブ。逆転は許さない。

 ユベントスは74分にボール奪取したゴッツィ・イウェル選手から最後はダ・グラサ選手がシュートも放つも、これはブランコリーニ選手がストップ。75分にはファジョーリ選手のシュートがポストを叩くなど勝ち越すことはできず。

 対するフィオレンティーナも79分にダッレ・ムーラ選手がボールを押し込もうとするが、アンツォリン選手のスライディングクリアで防がれて逆転とはならず。結局、試合はこのまま 1-1 で終了。決勝進出は第2節の結果次第となった。

 

 なお、ザウリ監督は試合後に次のようにコメントしています。

ランベルト・ザウリ監督:
「非常に良い試合でした。私達はオープンにプレーし、多くのチャンスを手にしました。最後は両チームともに間延びが大きくなり、疲労も加わったことで相手に勝ち越しゴールを許しませんでした。

 フェアでハードな戦いのある試合でした。フィオレンティーナはリーグで最も才能豊かな選手たちがいます。ファーストレグは終わりましたし、19日にトリノで決勝進出を賭けて相見えることになります。

 決勝に進出することは美しく、私達の目標です。私達がすべてのコンペティションをプレーし、歩み続けていることに満足しています」

 

 トップチームが直近のリーグ戦で “余計な火種” を作って火に油を注いでいたため、フィオレンティーナのモチベーションは普段以上に高かったことでしょう。その中で行われたアウェイ戦で引き分けて第2戦を迎えることになりました。

 押し込まれる時間帯はあったものの、自分たちの目指す積極的な仕掛けをすることもできており、良い内容の試合だったと評価できるはずです。

 プリマベーラの次戦は2月9日(日)に開催予定のカンピオナート第18節カリアリ戦です。カリアリのプリマベーラは今季好調で、アタランタに次ぐ2位に付けています。(12勝2分3敗の勝点38)

 中3日で行われる強豪チームとのアウェイ戦でプリマベーラの選手たちがどのようなパフォーマンスを見せることができるのかに注目です。