イタリア審判協会は公式サイト上で 2019/20 セリエA第23節を担当する審判団を発表いたしました。エラス・ベローナ対ユベントス戦の主審はダビデ・マッサ(Davide Massa)氏です。
リグーリア州インペリア出身のマッサ氏は1981年7月生まれの38歳。今季のセリエAで主審は10試合、VAR は7試合を担当しています。
日時 | Serie A | 対戦カード |
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2017/09/17 | 2017/18 第4節 |
サッスオーロ v ユベントス [1 - 3] |
2018/03/17 | 2017/18 第29節 |
SPAL v ユベントス [0 - 0] |
2018/12/22 | 2018/19 第17節 |
ユベントス v ローマ [1 - 0] |
2019/05/12 | 2018/19 第36節 |
ローマ v ユベントス [2 - 0] |
マッサ氏が今季のユベントス戦で主審を務めるのは初めてのこと。昨シーズンはユベントス対ローマの2試合で主審を担当し、試合はどちらもホームチームが勝利しています。
ちなみに、ベローナもマッサ氏が主審を務める試合をプレーするのは今季初のこと。ベローナ対ユベントス戦をマッサ氏が裁くのはキャリアを通しても初めてのこととなります。
なお、マッサ氏とともに試合を担当する副審はアルベルト・テゴーニ(Alberto Tegoni)氏とバレリーノ・コラロッシ(Valerio Colarossi)氏。第4審判はリビオ・マリネッリ(Livio Marinelli)氏。
VAR はミカエレ・ファッブリ(Michael Fabbri)氏、副 VAR はステファノ・アラッシオ(Stefano Alassio)氏が担当すると発表されています。
ファッブリ氏が VAR を担当するのは今季10試合目。第22節ウディネーゼ対インテル戦に続く担当となります。それほど大きな物議を醸す判定には関与していないため、こちらはあまり心配する必要はないでしょう。
むしろ、主審を務めるマッサ氏の判定が懸念材料です。第1節ナポリ対フィオレンティーナ戦でナポリ寄りの笛(= メルテンスのダイブに PK、リベリーへの反則はノーファール)を吹き、第7節ローマ対カリアリ戦ではカリアリを贔屓した “前科” があるからです。
ユベントスは前節フィオレンティーナ戦で「パスクア主審の判定による利益を受けた側との認定がされたに等しい状態」であるため、ベローナ戦の判定基準は『辛め』になることでしょう。
ただ、ベローナは5日に延期となっていた第17節ラツィオ戦を戦っているため、コンディション的にはユベントスが優位な立場にあります。この利点を活かし、アウェイで勝点3をどのように積み重ねるのかに注目です。