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プリマベーラ: フィオレンティーナを 2-1 で下し、リーグ戦の連勝を3に伸ばす

 2019/20 カンピオナート・プリマベーラ第15節が行われ、フィオレンティーナと対戦したユベントスはパブロ・モレーノ選手のゴールなどで 2-1 で勝利し、リーグ戦の連勝を3に伸ばしました。

画像:先制点を決めたパブロ・モレーノをアンツォリンが祝福

 試合に出場したユベントスの選手は下表のとおりです。

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表1:出場選手一覧(2019/20 第15節 フィオレンティーナ戦)
  選手名
GK 1: イスラエル
DF 2: レオ
6: ヴラセンコ
5: ドラグシン
3: アンツォリン (C)
MF 7: ラノッキア
4: レオネ(→ 16' st. : セクロフ)
8: アハマダ
11: トンギャ
FW 10: パブロ・モレーノ(→ 37' st. 19: セネ)
9: ダ・グラサ

 ザウリ監督は 4-3-1-2 を選択。前節ナポリ戦からは右 SB がレオ選手に変更された他は同じ10選手が先発に名を連ねます。

 なお、主力選手としてプレーしていた DF ゴッツィ・イウェル選手と MF ファジョーリ選手は年明けから2試合連続でBチーム(= U-23)に招集されており、後半戦はプリマベーラでの出場頻度は下がることになるでしょう。

 

 試合は積極的な入りを見せていたユベントスが先手を取る。12分にアハマダ選手が出したパスを受けたレオ選手が低いクロスを入れると、GK キオッラ選手が触れてコースが変わる。これを走り込んだパブロ・モレーノ選手が押し込み、ユベントスが先制する。

 対するフィオレンティーナは15分にエリア内のクロスからレオ選手のハンドを誘発し、PK を獲得。ゴール右下を狙ったモンシャル選手のキックは枠の外。絶好の同点機を逸してしまう。

 フィオレンティーナは25分に少し距離のある位置で得た FK からベロコ選手の強烈なシュートが枠を捉えるが、これは GK イスラエル選手が好セーブで防ぐ。

 ユベントスが1点のリードで迎えた後半に先にスコアを動かしたのはユベントス。57分に右サイドのレオ選手がクロスを入れると、ラノッキア選手が右足のボレーで合わせてリードを2点に広げる。

 フィオレンティーナは67分にワンタッチパスで左サイドを突破して深い位置から折り返し、最後はピエロッツィ選手がシュート。しかし、GK イスラエル選手と DF 陣の身体を張ったブロックでゴールネットは揺らせず。

 それでも跳ね返りのボールを回収したフィオレンティーナは右サイドに張ったピエロッツィ選手に展開し、中央に低い弾道のクロスを供給。これをロビサ選手が押し込み、フィオレンティーナが1点差に詰め寄る。

 ただ、この後は両チームともスコアを動かすことはできず。後半アディショナルタイムにはラノッキア選手が2枚目のイエローで退場となるも、ユベントスがリードを守り切って 2-1 での逃げ切りに成功。ユベントスが勝点3を獲得した。

 

 なお、ザウリ監督は試合後に次のようにコメントしています。

ランベルト・ザウリ監督:
「順位は成長の結果です。今日の試合に満足していますし、順位表の位置はフィオレンティーナの価値を反映していないと思います。

 試合結果は好ましいものでした。チームが必要がある時に戦い、苦しみました。この苦しみは勝利に良い味を与えることでしょう。

 私達は中断期間の後に良いスタートを切りました。2連勝は可能な限り高みに達したいという士気と欲求を与えてくれます。成長を続けるために私達は少ししかできていないことに集中する必要があります」

 

 年末のボローニャ戦からの3連勝でユベントスは8勝3分4敗(勝点27)となり、4位に浮上しました。

 現時点で1試合未消化の首位アラタンタ(勝点40)が独走となっていますが、2位のカリアリは勝点32です。そのため、後半戦は2位争いの中から抜け出すことが目標となるでしょう。

 プリマベーラの次戦は1月25日(土)に開催される予定のカンピオナート第16節エンポリ戦です。アウェイ戦ですが、年明けの好調さを維持することができるかが注目点です。