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【前日会見】 2019/20 セリエA第15節 ラツィオ対ユベントス

 ローマのスタディオ・オリンピコで行われる 2019/20 セリエA第15節ラツィオ戦を控え、サッリ監督による前日会見が行われましたので概要を紹介いたします。

画像:ラツィオ戦に向けた前日会見を行うサッリ監督
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マウリツィオ・サッリ監督:
「チャンピオンズリーグ直後の試合では多くの困難があります。潜在的なレベルでモチベーションが低下してしまうからです。これは私の仮説であり、確証はありません。今回はピッチ上で良い反応が示されることでしょう。

 すべての勝点が重要ですし、すべての試合が同じように重要です。マスコミ視点でこの試合を重要視することは正しいことですが、シーズン終盤までは私達は見当の付かない状況にあると言うことです。

 首位に立つことが刺激になると望んでいますし、追加のモチベーションにはなるでしょう。

 

 ベルナルデスキは非常に繊細な少年です。路上での違いから見てとることもできるでしょう。このことは彼を圧迫しています。私達にとって彼は重要な選手ですし、影響を受けるようなことはあってはなりません。

 私の仕事は彼を同行させることであり、休ませることではありません。

 エムレ・ジャンは何試合かに出場はしましたが、チャンピオンズリーグのメンバー外となったことで精神的に難しいものがありました。ですが、彼はリーグ戦では常に考慮されていることを良く知っています。

 ケディラは偉大な人間性と注意力を持っており、大きな痛手です。彼のひざは通常とは異なる形で悪化していました。ですから、手術を決断したのです。

 

 ラツィオは強いチームです。戦術面の前に素晴らしいクオリティーを有しています。ボールを閉ざされた相手陣内に持ち運んだ際はイタリア最高ですし、ヨーロッパ屈指であることも統計は示しているのです。

 私達は彼らを自分たちのゴールから遠ざけなければなりません。ですから、ラツィオの強みを制限し、弱みを突く準備をする必要があります。しかし、明らかに難しい試合になるでしょう。

 MF が手薄なのは悩ましいことですが、長いシーズンではこのような状況は起こり得ます。

 幸運にもラビオの状態は良くなっていますし、彼は全体練習に参加し、過去数週間に渡る問題を克服しました。医学的観点では回復したのですから、状態を取りもどさなければなりません。

 試合は開始から激しいアプローチが採られることでしょう。ラツィオにはそういった精神状態にあるからです。強い決意があるのですから、私達はそれに対処しなければなりません。

 

 D・コスタがいるなら、トップ下を考えるのは難しいことです。一方でディバラが素晴らしい状態にあるため、私達に 4-3-1-2 を採用するようにと誘導しています。現状で別のシステムを考えるのは難しいことです。

 ベンタンクールは重要な選手です。フィジカルレベルで彼は並外れた数値を持っていますし、偉大なクオリティーも兼ね備えています。また、彼は若いため、改善の余地を残しています。もう少し得点を積み重ねるようであれば、彼の将来は素晴らしいものになるでしょう。

 中盤 MF の強化?私達はベルナルデスキとラムジーの起用を考えていますし、この部分は監督の仕事です。移籍市場を考えるのはクラブです」