ユベントスは公式サイト上で 2019/20 セリエA第15節ラツィオ戦に向けた招集メンバー23選手を発表いたしました。
招集された選手一覧は下表のとおりです。
選手名 | |
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GK | 1: シュチェスニー、31: ピンソーリョ、77: ブッフォン |
DF | 2: デ・シリオ、4: デ・リフト、12: アレックス・サンドロ、13: ダニーロ、19: ボヌッチ、24: ルガーニ、28: デミラル |
MF | 5: ピアニッチ、14: マテュイディ、23: エムレ・ジャン、25: ラビオ、30: ベンタンクール、38: ムラトーレ、39: ポルタノーバ |
FW | 7: ロナウド、10: ディバラ、16: クアドラード、20: ピアツァ、21: イグアイン、33: ベルナルデスキ |
手薄になっている中盤 MF にはBチームからムラトーレ選手とポルタノーバ選手を招集。ピアツァ選手が招集メンバーに含まれたことが最大のサプライズと言えるでしょう。
【先発予想: 4-3-1-2】
GK: シュチェスニー
DF: クアドラード、ボヌッチ、デ・リフト、A・サンドロ
MF: ベンタンクール、ピアニッチ、マテュイディ
OMF: ベルナルデスキ
FW: ディバラ(イグアイン)、ロナウド
サッリ監督は 4-3-1-2 で現状のベストメンバーを投入することでしょう。次戦のレバークーゼン戦ではメンバーを落とせる上、インテルが金曜のローマ戦で勝点を取りこぼしているからです。
対するラツィオのインザーギ監督は 3-5-2 が濃厚です。昨シーズンまでとの違いは「J・コレア選手が2トップの一角で起用されている」という点です。L・アルベルト選手は左 MF に入っていますので、この変更に対応する必要があります。
ラツィオの攻撃は「裏抜けを狙うインモービレ選手」が中心です。ユベントスは中盤でパスの出し手を制限するとともに、DF 陣がインモービレ選手を離さないことが求められる試合になることでしょう。
一方でユベントスの攻撃は「ラツィオのハイプレスを回避できるか」が最初のポイントです。これはラツィオがL・アルベルト選手をトップ下にスライドさせると 3-4-1-2 となり、アタランタと同じ方法でハイプレスを敢行してユベントスを “窒息” させることが可能だからです。
ハイプレスを回避してラツィオ陣内に攻め込んだ後は「5バック状態で守るラツィオの守備陣をこじ開けられるか」が注目点です。ラツィオはカウンターに自信を持っているため、仕掛けるタイミングを上手く見極めて決定機をどれだけ作れるかがユベントス攻撃陣の課題となるでしょう。
勝てば首位再浮上となるラツィオ戦にサッリ監督がどのような準備をして臨むのかに注目です。