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プリマベーラ: セネとファジョーリのゴールでラツィオを 3-1 で下し、公式戦3連勝

 2019/20 カンピオナート・プリマベーラ第8節が行われ、ラツィオと対戦したユベントスはセネ選手やファジョーリ選手のゴールで 3-1 で勝利しました。

画像:1ゴール1アシストで攻撃を牽引したセネ

 試合に出場したユベントスの選手は下表のとおりです。

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表1:出場選手一覧(2019/20 プリマベーラ第8節 ラツィオ戦)
  選手名
GK 1: イスラエル
DF 2: レオ
5: ドラグシン
6: ゴッツィ・イウェル
3: アンツォリン (C)(→ 33' st. : ベルドゥチ)
MF 10: ファジョーリ
4: レオネ(→ 33' st. : フランコフォンテ)
8: ラノッキア(→ 13' st. : デ・ウィンター)
FW 7: セネ(→ 20' st. : ペンナー)
9: ペトレッリ(→ 21' st. : ジェルビ)
11: ストッパ

 ザウリ監督は 4-3-3 を選択。CB にゴッツィ・イウェル選手が入り、前線はセネ、ペトレッリ、ストッパの3トップで試合に臨みます。

 

 試合は立ち上がりに動く。ユベントスは5分にラツィオの最終ラインがビルドアップしているところにセネ選手がプレスをかけてボール奪取に成功すると、これを難なく押し込んで先制する。

 序盤にビハインドを背負ったラツィオは挽回を図るが、結果を手にすることはできず。逆に前半終了間際に突き放されてしまう。

 ユベントスは45分に右サイドで得た FK をアンツォリン選手が入れると、ペトレッリ選手が DF ラインの裏に浮き球のパスを通す。これを回収したセネ選手が切り返しの際にエリア内で倒されて PK を獲得する。この PK をファジョーリ選手がゴール左下に決め、ユベントスが2点のリードを持って前半を折り返す。

 後半、先に決定機を手にしたのはラツィオ。46分に PK を獲得したが、チェルバラ選手のキックはユベントスの GK イスラエル選手にストップされて絶好のチャンスを逸してしまう。

 すると、54分に左サイドを抜け出したペトレッリ選手が GK も交わして中央に折り返すと、これが必死で戻ってきたエンドレツカ選手に当たる形でゴールに吸い込まれ、ユベントスのリードは3点に広がる。

 攻めるしか選択肢のなくなったラツィオは73分に再び PK を獲得。今度はベルティーニ選手が蹴ったが、これも GK イスラエル選手がストップ。ユベントスは窮地を脱することに成功する。

 しかし、ラツィオは76分に左 CK を獲得すると、ニアに走り込んだフランコ選手のヘディングシュートが決まり、1点を返す。だが、ラツィオの反撃もここまで。ユベントスが 3-1 で勝利し、リーグ戦2連勝を手にした。

 

 なお、ザウリ監督は試合後に次のようにコメントしています。

ランベルト・ザウリ監督:
「私達は変動期にあります。スタートは良かったものの、それからブラックアウトが発生しました。今はこれで公式戦3連勝です。私はチームが互いにもっと知り、個人とチームの両面で改善する必要があると認識していることを期待します。

 これらの勝利は私達に自尊心を見つけさせてくれますし、トレーニングで自分自身の向上に取り組む手助けになります。道はまだまだ長いのです。

 今日の前半はリスクをほとんど負いませんでした。3-0 としてからは集中力が少し落ちましたが、全体としては良いものでした。これは改善点であり、私自身に、チームに、そして選手たちに対する警告でもあります。唯一の改善点と言えるでしょう」

 

 苦しんでいたリーグ戦でも2連勝と調子を取り戻しつつあることは朗報と言えるでしょう。ただ、ザウリ監督が述べていたように集中力という部分で改善点があることも事実です。

 チームとして浮き沈みの差が大きすぎる状況にありますので、流れが悪い時に踏み留まることで脆さを克服することができると考えられます。結果と内容が伴った試合をできる実力を持っていますから、精神面で落ち込まないことが重要になるでしょう。

 プリマベーラの次戦は11月22日(金)に予定されているカンピオナート第9節キエーボ戦です。11月の代表戦ウィーク明けの試合を良い形でスタートすることができるのかに注目です。