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プリマベーラ: キエーボを 4-1 で下し、リーグ再開戦を勝利で飾る

 2019/20 カンピオナート・プリマベーラ第9節が UEFA ユースリーグの関係で22日(金)に開催され、キエーボと対戦したユベントスはレオ選手らのゴールで 4-1 の勝利を手にしました。

画像:2得点1アシストの活躍で攻撃を牽引したファジョーリ

 試合に出場したユベントスの選手は下表のとおりです。

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表1:出場選手一覧(2019/20 プリマベーラ第9節 キエーボ戦)
  選手名
GK 1: イスラエル
DF 2: レオ(→ 1' st. : バンデイラ)
5: ヴラセンコ
6: ゴッツィ・イウェル
3: アンツォリン (C)
MF 8: ラノッキア
4: レオネ
10: ファジョーリ(→ 43' st. : デ・ウィンター)
FW 11: パブロ・モレーノ(→ 18' st. : セクロフ)
9: ペトレッリ(→ 30' st. : ダ・グラサ)
7: ストッパ(→ 30' st. : トンギャ)

 ザウリ監督は 4-3-3 を選択。11月の代表戦ウィーク前に行われた第8節ラツィオ戦からは DF ヴラセンコ選手と FW パブロ・モレーノ選手が新たに先発する布陣で試合に臨みます。

 

 試合はホームのユベントスが良い入りをする。11分にアンツォリン選手が入れた左 CK をファーサイドでヴラセンコ選手が折り返したことで発生したこぼれ球をレオ選手が左足で押し込み、ユベントスが先制する。

 ユベントスは28分に自陣ペナルティーエリア手前でボール奪取に成功するとファジョーリ選手が前線のペトレッリ選手に展開。左サイドを持ち上がったペトレッリ選手からの折り返しをファジョーリ選手が難なく決め、ユベントスのリードは2点に広がる。

 33分には左サイドでボールをキープしたファジョーリ選手のクロスにラノッキア選手が右足のスライディングで合わせて3点目。3点のリードを手にしたユベントスが前半を 3-0 で折り返すことに成功する。

 逃げ切るための十分なリードを手にしたユベントスは後半は守備に対する意識を強化。ラインを低く設定し、セーフティーリードを念頭に置いた試合運びを見せる。

 キエーボの攻勢が実ったのは68分のこと。トゥッツォ選手が入れた右 CK をニアサイドでファリム選手が高い打点で合わせ、一矢報いることに成功する。

 しかし、ユベントスは87分にファジョーリ選手がインターセプト。ダ・グラサ選手がロングドリブルでカウンターを発動させ、最後はファジョーリ選手がゴール右上に決めて勝負あり。

 結局、試合は 4-1 で終了し、ユベントスが勝点3を積み重ねた。

 

 なお、ザウリ監督は試合後に次のようにコメントしています。

ランベルト・ザウリ監督:
「私達は信じられない浮き沈みを経験して来ました。チームが自分たちの型を見つけ、正しい決意を持っていることを嬉しく思います。

 ネガティブな期間は過ぎ去りましたが、私達は前を見据えなければなりませんし、まだ先が長いことを知っています。私の仕事はチームそして選手個人を改善し続けることです。

 今日は勝つことが重要でしたし、速やかにページをめくらなければなりません。なぜなら、火曜日には特別な試合をプレーするためにこの場に来るからです。これらの勝利が自尊心を芽生えさせることを私は望んでいます」

 

 プリマベーラはユースリーグは好スタートを切ったものの、リーグ戦は上手く歯車が噛み合わないという状況が続いていました。ただ、直近のリーグ戦では結果を手にすることができており、この部分は大きな自信になることでしょう。

 U-17 W杯に参戦していた選手たちがチームに戻って来たことで選手層は厚くなっています。ユース年代の代表チームで経験を積んだ選手をどう活かせるかがポイントになると考えられます。

 プリマベーラの次戦は11月26日(火)に開催予定の UEFA ユースリーグ第5節アトレティコ・マドリード戦です。勝てば首位通過が決まる一戦であり、プリマベーラが結果を残すことができるのかに注目です。