2019/20 カンピオナート・プリマベーラ第6節が行われ、サッスオーロと対戦したユベントスはセネ選手とペトレッリ選手のゴールで 2-1 で競り勝ち、連敗を止めることに成功しました。
試合に出場したユベントスの選手は下表のとおりです。
選手名 | |
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GK | 1: イスラエル |
DF | 2: レオ 5: ドラグシン 6: ゴッツィ・イウェル 3: アンツォリン (C) |
MF | 7: バンデイラ 4: レオネ 8: ラノッキア(→ 30' st : デ・ウィンター) 11: セネ(→ 36' st. : アボウ) |
FW | 10: ストッパ(→ 21' st. : ジェルビ) 9: ペトレッリ(→ 21' st. : ダ・グラサ) |
ザウリ監督は 4-4-1-1 を選択。ペトレッリ選手を1トップに置き、ストッパ選手をトップ下で起用。セネ選手にサイドでの突破を任せる布陣で試合に臨みます。
試合は拮抗した展開で幕を開ける。最初にチャンスを得たのはユベントス。18分にカウンターからペトレッリ選手がシュートを放つも、相手 GK ルッソ選手に防がれてしまう。
それでもユベントスは24分に左サイドを突破したアンツォリン選手が中に折り返す。パスを受けたセネ選手がストッパ選手とのワンツーから先制ゴールを決め、ユベントスが1点を先行する。
リードを手にしたユベントスは前半終了間際の42分に中盤でのボール奪取から前線にボールを供給。これをセネ選手がスプリントで GK ルッソ選手と競り合って生じたこぼれ球をペトレッリ選手が左足で押し込み、2点のリードで前半を終える。
後半は一矢報いたいサッスオーロが攻勢を強めるも、スコアは動かずに時間が経過する。
サッスオーロの姿勢が実ったのは70分。左サイドをドリブルで持ち上がると、ピネッリ選手からの折り返しをマンツァーリ選手が押し込んで1点差に詰め寄る。
この後、ユベントスはセネ選手に惜しい場面があったものの、シュートは枠の左へと外れてしまう。サッスオーロもアウレリオ選手の持ち込みから枠内シュートが生まれたが、GK イスラエル選手が CK に逃れる好セーブを見せてスコアは動かず。
結局、試合はこのまま 2-1 で終了。ユベントスは公式戦の連敗を止めるとともに今季リーグ戦2勝目を手にした。
試合後、ザウリ監督は次のようにコメントしています。
ランベルト・ザウリ監督:
「この試合の結果は重要でした。私達は5連敗しており、大事なことでした。順位の点からも言えますし、また勝利は選手たちの自尊心を高める上での助けとなり、自分自身をより改善したいという欲求にもなるからです。
私達はバランスを見つけなければなりません。このバランスの中で私達はもっと穏やかに成長することができるからです。
今日、私達は良い前半を過ごしました。もっと得点することもできました。後半は少しリスクがありました。ゴールを決めた後であれば、恐怖が訪れることは普通のことです。最も重要なことはチームが最後まで戦い、結果を持ち帰ることができたことです」
危ない場面を作られることもありましたが、勝ち切ったことが選手たちの自信になることでしょう。これにより、リーグ戦の連敗を4で止めることができました。
これからチームを上向かせることがザウリ監督に求められることになります。
プリマベーラの次戦は11月2日(土)に行われる予定のカンピオナート第7節ジェノア戦です。4勝1分1敗の勝点13で首位争いをする好調なチームを相手にアウェイ戦でプリマベーラがどのような試合を見せるのかに注目です。