2019/20 カンピオナート・プリマベーラ第16節が行われ、アウェイでエンポリと対戦したユベントスは 2-0 で敗れ、リーグ戦の連勝は3で止まりました。
試合に出場したユベントスの選手は下表のとおりです。
選手名 | |
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GK | 1: イスラエル |
DF | 2: レオ 5: リッチオ 6: ゴッツィ・イウェル 3: アンツォリン (C) |
MF | 7: セクロフ(→ 1' st. : セネ) 4: レオネ(→ 36' st. : バンデイラ) 8: アハマダ(→ 18' st. : デ・ウィンター) 11: トンギャ |
FW | 10: パブロ・モレーノ(→ 18' st. : ストッパ) 9: ペトレッリ(→ 18' st. : ジェルビ) |
ザウリ監督は 4-3-1-2 を選択。リッチオ選手とゴッツィ・イウェル選手が最終ラインでコンビを組み、前線ではパブロ・モレーノ選手とペトレッリ選手が2トップで攻撃陣を牽引する布陣で試合に臨みます。
試合はホームのエンポリがハイプレスを仕掛け、主導権を握ることに成功する。エンポリは16分にロンバルディ選手が絶好機を手にするも、ミスでチャンスを逸してしまう。
しかし、気落ちせずに攻め続けたエンポリは34分に右サイドの深い位置でクリアボールを回収すると、中でボールを引き出したロンバルディ選手がカンナーボ選手に横パス。これを素早いトラップで処理したカンナーボ選手がミドルシュートを決め、エンポリが1点を先制する。
反撃の狼煙を上げたいユベントスだったが、エンポリの圧力の前に攻め込むことはできず。逆にカンナーボ選手の2点目を決められそうになるなど、前半は 1-0 と防戦に回ったままで終えることとなる。
ザウリ監督は後半開始と同時にセネ選手を投入するも局面は大きく変わらず。すると、56分にエンポリが追加点を手にする。エンポリは左 CK からマッテウッチ選手が高い打点のヘディングシュートを決め、リードを2点に広げる。
2点が必要になったユベントスは63分にジェルビ選手など攻撃的な3選手を投入し、得点を狙う姿勢を強める。
しかし、75分のストッパ選手からのクロスはペトレッリのゴールをお膳立てとはならず。93分のレオ選手のシュートは相手 GK の好セーブとニアポストに阻まれて CK に逃れられてしまう。
結局、試合はこのまま 2-0 で終了。ユベントスはエンポリに完封負けを喫し、リーグ戦の連勝は3でストップした。
ザウリ監督は昨シーズンまでエンポリを率いていましたから、両チームともに「相手の手の内は良く知っている」という条件での対戦でした。
ユベントスはハイプレスに苦戦したのですが、これは CB ドラグシン選手と MF ラノッキア選手の主力2選手がBチームに帯同していたため起用できなかったことが少なからず影響したことでしょう。また、1失点目もシュートがリッチオ選手の足に当たってコースが変わったことも不運でした。
ただ、こうした内容の試合はシーズンの中で直面するものですし、反省すべき試合として教訓にすれば問題はないでしょう。
プリマベーラの次戦は1月28日(火)に行われる予定のコッパ・プリマベーラ準々決勝クレモネーゼ戦です。クレモネーゼはプリマベーラ2で最下位に沈んでいるため、確実に勝ち切りたいところです。
プリマベーラがエンポリ戦での敗けを払拭する試合内容でコッパ・プリマベーラ準決勝に駒を進めることができるのかに注目です。