『トゥット・スポルト』が「スールシャール監督の立場が危うくなっているマンチェスター・ユナイテッドの新監督にアッレグリ氏が就任すれば、ユベントスにとっても財政的にプラス」と主張しています。希望が現実となるかが注目点と言えるでしょう。
スールシャール監督が率いるマンチェスター・ユナイテッドは8節を終えた段階で2勝3分3敗の勝点9に留まっています。チャンピオンズリーグ出場圏内である4位レスターは勝点14を持っているのですから、スタートダッシュに失敗したと言わざるを得ません。
なぜなら、ユナイテッドは世界屈指の資金力を持つクラブだからです。
売上高でレアル・マドリードやバルセロナと肩を並べるクラブですから、成績も肩を並べることが求められるのは当然です。ですから、ボトムハーフの12位に位置する現状では解任論に勢いが出るのです。
ユベントスのアッレグリ前監督がスールシャール監督の後任として名前が出るのは以下の理由があるからでしょう。
- ユナイテッド側の理由
- 実績のある指揮官を招聘できる
- ポグバの能力を最大限発揮させられる(はず)
- ユベントスの希望的観測
- 1月に就任すると、解任した年俸の支払いから解放される
- エムレ・ジャンやマンジュキッチなどを獲得してくれる可能性
アッレグリ監督はポグバ選手を高く評価していますし、ポグバ選手が「リーダーの手本」として尊敬するエヴラ氏とは試合観戦をする間柄です。
So great to watch a match with you guys. I love the knowledge we share together and the advice and I know the future is bright for all of us. #ILoveThisGame #Positive4Evra #allegri #baldini pic.twitter.com/0BXCuQcFJj
— Patrice Evra (@Evra) October 12, 2019
ユナイテッドのチームパフォーマンスに大きな影響を与える選手の能力を最大限発揮させる(と思われる)手腕を持っていることに加え、就任することでユベントスが抱える余剰人員を引き取ってくれる可能性もあるのです。メディアが下地作りに協力する可能性は十分にあるでしょう。
余剰人員を飼い殺しにするだけの財政的な余裕は現在のユベントスにはありません。「損切り」も視野に入れる必要があるため、フロント陣が1月の移籍市場に向けて水面下でどのような動きをするのかに注目です。