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プリマベーラ: インテル戦で 5-1 の大敗を喫する

 2019/20 カンピオナート・プリマベーラ第4節が行われ、アウェイでインテルと対戦したユベントスは 5-1 の大敗を喫し、これでリーグ戦は3連敗となりました。

画像:インテル戦で大敗を喫したユベントス・プリマベーラ

 試合に出場したユベントスの選手は下表のとおりです。

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表1:出場選手一覧(2019/20 プリマベーラ第4節 インテル戦)
  選手名
GK 1: イスラエル
DF 2: レオ
5: リッチオ
6: ゴッツィ・イウェル
3: アンツォリン (C)(→ 1' st. 14: ベルドゥチ)
MF 8: アハマダ
4: ラノッキア(→ 15' st. 16: レオネ)
7: トンギャ
10: ファジョーリ(→ 34' st. 20: セクロフ)
FW 9: セネ(→ 29' st. 18: ストッパ)
11: パブロ・モレーノ(→ 15' st. 21: ペトレッリ)

 ザウリ監督は 4-3-1-2 を選択。ミッドウィークに行われたレバークーゼン戦からは3選手を入れ替え、プリマベーラで毎年優勝争いを演じるインテルとの試合に臨みます。

 

 試合は5分に右サイドのスローインからアンツォリン選手と入れ替わったスクウィツァート選手のクロスをコロンビーニ選手が中央で押し込み、立ち上がりにインテルが1点を先制する。

 対するユベントスは29分に左サイドに開いたアンツォリン選手からのクロスにセネ選手が左足に合わせ、ユベントスがスコアを 1-1 の同点に戻すことに成功する。

 落ち着いた試合運びをしたかったユベントスだが、直後に失点してしまう。インテルは31分にアグメ選手が入れた左 CK にフォンセカ選手が頭で合わせ、2-1 と1点のリードを手にして前半を終える。

 スコアを再び同点に戻したいユベントスだったが、54分にジャネッリ選手が入れたクロスを逆サイドのコロンビーニ選手に折り返されたところをムラッティエリ選手に決められ、インテルのリードは2点に広がる。

 1点を返したいユベントスは交代策で局面の打開を図るも、インテルのゴールを脅かすことはできず。逆に80分と92分に失点を許し、試合は 5-1 で終了。第2節アタランタ戦に続き、優勝候補を相手に大量失点での敗戦となってしまった。

 

 なお、ザウリ監督は試合後に次のようにコメントしています。

ランベルト・ザウリ監督:
「結果は過剰ですが、アタランタ戦と同様に5失点を喫し、後半はその影響を耐えることに苦労しました。私達は攻撃的にプレーし、ポゼッションを高めたいと思っています。

 今のところは成功していますが、今日の試合では2点を渡してしまいました。後半はフィジカル面で苦しみました。アグレッシブに行くことができなかったですし、その代償を払うことになりました。

 5失点を容認することはできないため、この点を改善する必要があります。これらの敗戦につながる項目を改善する必要がありますし、良いものを取り入れ、トレーニングを継続しなければなりません。

 スタートは困難でしたが、カンピオナートは長期戦です。私達には素晴らしいクオリティーがあると私は確信しています。ピッチ上で90分に渡って証明しなければなりませんし、これらの敗戦によって成長が促されることを期待しています。

 私の仕事は選手たちにやり直すための自尊心を与えることですから」

 

 軽いプレーによる代償が大きく、一気呵成にやられてしまったと表現することが適切でしょう。ただ、相手がアタランタやインテルとプリマベーラで毎年優勝争いをするチームですから、ある程度は差し引く必要があります。

 プリマベーラはトリノやローマなど育成年代で結果を残すチームとの対戦は12月に行われます。したがって、守備面を修正を施したり、ビハインドを背負った際に気落ちしないように改善を行う時間を確保することは可能です。

 そのため、ザウリ監督のチーム状態を上向かせる取り組みが効果を発揮するかが注目点となります。

 

 プリマベーラの次戦は10月18日(金)に予定されているカンピオナート第5節ペスカーラ戦です。リーグ戦でも UEFA ユースリーグのような内容を披露することができるのかに注目です。