2019/20 セリエC第8節が行われ、アウェイでピアネーゼと対戦したユベントス・Bチーム(= U-23)はラニーニ選手のゴールで 0-1 で競り勝ち、勝点を9に伸ばしました。
試合に出場したユベントスの選手は下表のとおりです。
選手名 | |
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GK | 22: ロリア |
DF | 2: ローザ 35: アルチビアーデ (C) 3: コッコロ 20: ベルアット |
MF | 15: I・トゥレ 21: クレメンツァ(→ 18' st. 7: ラニーニ) 27: ハン・グァンソン(→ 32' st. 10: ベルトラーメ) 8: ポルタノーバ(→ ' st. : ペーテルス) 11: オリビエリ(→ 43' 17: ザニマッキア) |
FW | 9: モタ |
ペッキア監督は 4-2-3-1 を選択。トップ下にポルタノーバ選手を抜擢した他は前節モンツァ戦と同じ10選手が先発に名を連ねる布陣で試合に臨みます。
試合は8分にユベントスがハン・グァンソンのシュートで攻勢を示すと、ピアネーゼは直後の9分にディエルナの FK からユベントスゴールに迫り、GK ロリアにセーブを強いる攻撃を見せる。
ポルタノーバのシュートで落ち着きを取り戻したユベントスは20分に左サイドのオリビエリが個人技で持ち込んでシュート。しかし、これは相手 GK ビターリに防がれてしまう。オリビエリは30分にも決定機を手にしたが、こちらは枠を捉えず。
ユベントスは前半終了間際の43分にモタが抜け出してゴールネットを揺らすも、オフサイドの判定で得点は認められない。前半は両チームともにゴールを決めれず、0-0 で折り返すこととなる。
後半の立ち上がりはホームのピアネーゼがアグレッシブな姿勢を強めたため、ユベントスは劣勢に立たされる。47分のビアンキのシュートは枠の外。49分にはディエルナが決定機を迎えたが、GK ロリアが防ぎ、均衡は続く。
ユベントスは61分にオリビエリが再び決定機を手にするも、シュートはディエルナのブロックで枠を捉えず。それでも68分にモタがエリア内でビターリに倒されて PK を獲得。これをラニーニが決め、ユベントスが1点のリードを奪うことに成功する。
リードを得たユベントスはここから守備の意識を強め、ピアネーゼに同点機を与えずに時計の針を進める。結局、試合はこのまま 0-1 で終了。PK による1点を守り切ったユベントスが勝点3を積み重ねた。
なお、ペッキア監督は試合後に次のようにコメントしています。
ファビオ・ペッキア監督:
「非常に拮抗した試合でしたし、私達が1歩前に出た後は試合を閉める機会は何度かありました。しかし、そのアドバンテージを手にすることはできませんでした。
今日の試合は勝利が重要でしたし、選手たちは結果を持ち帰るという決意で試合に臨んでいたのです」
接戦を勝ち切ることができたのが大きな収穫です。クリーンシートを達成し、守備の安定感を手にしたことも評価されるべき点と言えるでしょう。
この試合では点取り屋として機能しているモタ選手の他に左サイドを主戦場としているオリビエリ選手が好調でした。サイドから崩せる選手がいると攻撃の幅が広がるため、この試合で見せたパフォーマンスを継続できるかが鍵となります。
Bチームの次戦ですが、今週末に予定されていた第9節が10月末に延期となりました。そのため、2週間後の10月20日(日)に予定されているセリエC第10節レナーテ戦が次戦となる予定です。
ピアネーゼ戦で得た良い感触を次戦のレナーテ戦でも継続することができるのかに注目です。