レガ・セリエAが公式サイト上で 2019/20 シーズン開幕時点における各チームの登録選手と背番号を発表していましたので紹介いたします。
ユベントスが登録を申請した選手と背番号は下表のとおりです。
GK(4選手) | ||
---|---|---|
1: シュチェスニー | 22: ペリン | 31: ピンソーリョ |
77: ブッフォン | ||
DF(8選手) | ||
2: デ・シリオ | 3: キエッリーニ | 4: デ・リフト |
12: A・サンドロ | 13: ダニーロ | 19: ボヌッチ |
24: ルガーニ | 28: デミラル | |
MF(7選手) | ||
5: ピアニッチ | 6: ケディラ | 8: ラムジー |
14: マテュイディ | 23: エムレ・ジャン | 25: ラビオ |
30: ベンタンクール | ||
FW(8選手) | ||
7: ロナウド | 10: ディバラ | 11: D・コスタ |
15: ピアツァ | 16: クアドラード | 17: マンジュキッチ |
21: イグアイン | 33: ベルナルデスキ |
セリエAの登録上限は25選手ですが、ユベントスは27選手を登録しています。これは移籍市場が閉まっていないため、暫定的に登録人数が多いことが問題視されていないだけです。
したがって、市場が閉まる第3節以降は25人までに登録選手を絞っておくべきと言えるでしょう。もちろん、現状の27選手を抱えたままでも問題はありません。
これは25人の登録枠を超過する2選手が「セリエAの今季前半戦では起用できない」となるだけだからです。しかし、ユベントスの場合は「現状の選手層を抱えることが困難な経営状況」です。
だから、“多額の売却益が見込める20台前半の選手” を放出するために露骨な態度を採っているのでしょう。
もし、ネドベド副会長がパルマ戦の前日会見で言及したように「会計上の問題はない」なら、イカルディ選手の獲得は完了しているはずです。なぜなら、余剰戦力となる CF に「飼い殺し」か「移籍」かの決断を迫れるからです。
具体的には “イカルディ選手の獲得を終えた後” に、イグアイン選手とマンジュキッチ選手に対して「『事実上の飼い殺し』か『移籍』のどちらを選択するのか」と迫ることができたはずだからです。このような行動に出ていないのですから、財務的に動けない理由があると考えられます。
残り1週間となった今夏の移籍市場で選手層のスリム化が上手く行くのかに注目です。