アヤックスは公式サイト上でオーストリア・ブラームベルクで行うプレシーズン・キャンプに帯同する28選手を発表いたしました。なお、デ・リフト選手が「移籍の可能性」を理由にメンバー外となっています。
アヤックスはオーストリアでプレシーズン・キャンプを行い、イスタンブール・バシャクシェヒルやワトフォードとの練習試合が組まれています。
主力選手は基本的に招集されているのですが、デ・リフト選手は「可能性のある移籍を待っている」との理由でメンバーから外れています。そのため、ユベントス行きの可能性が最終段階に達していると言えるでしょう。
“移籍交渉が最終段階に達している選手” を起用することは基本的にありません。これは選手が負傷すると、移籍交渉が土壇場で破綻してしまうリスクがあるからです。
デ・リフト選手の場合は「クラブ間での移籍交渉が完了し、選手のサインを残すだけ」という状況にあると考えられます。
もし、クラブ間での交渉に「妥結の目処」が立っていないなら、オーストリア遠征のメンバーから外す理由はありません。「2019/20 シーズンもクラブに残る」との前提で準備をする方が合理的だからです。
負傷を抱えていないチームの主将を招集メンバーから外したのですから、移籍は秒読みと言えるでしょう。現時点でデ・リフト選手の獲得に興味を示しているのはユベントスだけであり、獲得は時間の問題と考えられるはずです。
デ・リフト選手のユベントス加入が正式に決定すると、ユベントスのセンターバックは5選手になります。サッリ監督はターンオーバーを極力使用しないため、1人放出することも検討する必要があります。
ボヌッチ選手かデミラル選手のどちらかを放出することを考えるべきと言えるでしょう。まずはデ・リフト選手の去就がどのように決着するのかに注目です。