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「ブッフォン復帰説」が報じられたことで、「ペリン退団説」が再燃する形となる

 ガゼッタ・デッロ・スポルト』によりますと、ペリン選手がチームを離れる可能性があるとのことです。サッリ監督が就任する来季は今季以上に出場機会が減少する可能性があります。移籍を希望することは不思議ではないと言えるでしょう。

画像:去就に再びスポットが当たり始めたペリン
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 ペリン選手は2018年夏に「移籍金1200万ユーロ+ボーナス300万ユーロ」でジェノアからユベントスに加入しました。

 加入時はポジション争いに意欲を燃やしていたものの、シュチェスニー選手の牙城を崩せず。右肩脱臼による手術も影響し、今季の出場は9試合だけと不完全燃焼に終わりました。

 来季はアッレグリ監督よりもターンオーバーに消極的なサッリ監督が指揮を取ります。そのため、今季以上に出場機会が減少する可能性は現実的にあるため、移籍を志願していたとしても不思議ではない状況となっています。

 

 ペリン選手の移籍先として名前が出ているのはローマです。ローマは昨夏にスウェーデン代表のオルセン選手を獲得しましたが、セリエAの水に適応できておらず、新たな正 GK の獲得に乗り出す可能性があります。

 ユベントスとしては「ジェノアからペリン選手を獲得した時の同程度のオファー」が得られれば、ペリン選手の放出を認めることでしょう。一定の出場機会を与えることが難しい状況下で、GK 問題を抱えることは得策ではないからです。

 ただ、ローマは FFP の問題を抱えているため、獲得交渉が具体化するのは7月以降になると考えられます。また、ペリン選手が「サッリ監督の下でなら序列を覆すことは可能と見なすか」もポイントです。

 シュチェスニー選手との序列をプレーで覆すことができるなら、移籍を志願する意味はありません。ユベントスの正 GK として実績を残すことで代表チームでの正 GK の座も引き寄せることが容易になるからです。

 

 思わぬ形で浮上した「ユベントスの第2GK 問題」がどのような形で収束するのかに注目です。