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Bチーム:開始5分にゴールを許し、ポンテデーラに 1-0 で敗れる

 2018/19 セリエC第31節が行われ、アウェイでポンテデーラと対戦したユベントス・Bチーム(= U-23)は前半5分にカルカーニ選手にゴールを許し、1-0 で競り敗けました。

画像:ポンテデーラ戦に臨んだユーヴェB

 出場したユベントスの選手は下表のとおりです。

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表1:出場選手一覧(2018/19 セリエC第31節 ポンテデーラ戦)
  選手名
GK 1: デル・ファベロ
DF 2: アンデルセン(→ 21' st. 17: ザニマッキア)
13: アルチビアーデ
34: デル・プレーテ (C)(→ 34' st. 24: コッコロ)
MF 18: ディ・パルド(→ 22' st. 19: モレッリ)
16: ニコルッシ
8: カスタノス
20: ベルアット(→ 20' st. 3: マシャンジェロ)
14: オリビエリ(→ 19' st. 11: マヴィディディ)
FW 7: モクル
9: ブニーノ

 ムラトーレ選手(累積警告)とI・トゥレ選手の中盤2選手を起用できないジロネッリ監督は 3-4-1-2 を選択。

 カスタノス選手とニコルッシ選手をダブルボランチで起用し、オリビエリ選手をトップ下に配置。前線の2トップはモクル選手とブニーノ選手が組む布陣で試合に臨みます。

 

 最初に決定機を得たのはホームのポンテデーラ。4分に左サイドで FK を獲得すると、ニアに走り込んだトンマジーニが合わせて枠内シュートを放つ。しかし、これは GK デル・ファベロがブロックし、先制点とはならない。

 しかし、これで得た左 CK からカルカーニがファーサイドで合わせ、ホームのポンテデーラが先制に成功する。

 ユベントスは25分に右サイドを突破したディ・パルドからのクロスにブニーノが合わせたが、力のないヘディングシュートは相手 GK に難なくキャッチされてしまう。29分にはカスタノスがロングシュートで狙うも、これは枠の右へと外れてしまう。

 それでも、ユベントスは42分にニコルッシが入れた左 CK をモクルがニアで合わせたが、シュートはクロスバーに嫌われて追いつくことはできず。前半はポンテデーラが1点のリードを持って折り返す。

 後半に入ると、右サイドからの攻めを見せていたポンテデーラが立て続けにチャンスを掴む。54分にはカルカーニがクロスに合わせてネットを揺らすが、オフサイドの判定でゴールは認められず、ユベントスは命拾いをする。

 68分にはエリア内に侵入したカルカーニをマヴィディディが倒してしまい、ポンテデーラが PK を獲得する。ところが、ゴール左を狙ったマンニーニのシュートは GK デル・ファベロがセーブ。ポンテデーラは絶好の機会を逸してしまう。

 九死に一生を得たユベントスは猛反撃を開始するが、相手 GK ビッジェーリの牙城を崩すまでには至らない。結局、試合はこのまま 1-0 で終了。序盤の1点を守り切ったポンテデーラが勝点3を獲得し、ユベントスは昇格プレーオフが遠のく結果となった。

 

 なお、ジロネッリ監督は試合後に次のようにコメントしています。

マウロ・ジロネッリ監督:
「私達はポゼッションで大きく上回り、試合全体を通してゴールに迫り続けましたが、決定力だけが欠けていました。

 残念なことです。なぜなら、私達は敗れた試合と比較して大きく成長していたからです。ポンテデーラは良い攻めを見せ、すぐにスペースを閉ざしていました。

 残り6試合で私達はベストを尽くさなければなりません。より決定的にならなければならないのです」

 

 ピンチを作られる場面はありましたが、得点機はユベントスの方が数多く作れている状況でした。この点は評価されるべきことです。

 ただ、10位ポンテデーラとの直接対決に敗れたのですから、セリエB昇格プレーオフに進出することは難しくなったと言えるでしょう。

 課題点としては「攻撃の軸となる FW の確立」が重要になります。1月の移籍市場でモクル選手を獲得しましたが、試合数を重ねるごとに存在感が薄れ続けており、立て直しが必要な状況となっています。

 

 ユベントス・Bチームの次戦は3月23日に予定されているセリエC第32節プロ・ベルチェッリ戦です。プロ・ベルチェッリは優勝が狙えるギリギリのラインにいますので、高いモチベーションで試合を迎えることでしょう。この状況でBチームが勝点を手にすることができるのかに注目です。