2018/19 セリエC第33節が行われ、ホームでピストイエーゼと対戦したユベントス・Bチーム(= U-23)は 0-4 の大敗を喫しました。
試合に出場したユベントスの選手は下表のとおりです。
選手名 | |
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GK | 1: デル・ファベロ |
DF | 34: デル・プレーテ (C) 13: アルチビアーデ 24: コッコロ(→ 19' st. 10: M・ペレイラ) |
MF | 19: モレッリ(→ 31' st. 46: ローザ) 8: カスタノス(→ 19' st. 6: I・トゥレ) 5: ムラトーレ 20: ベルアット 17: ザニマッキア(→ 31' st. 28: ポルタノーバ) |
FW | 7: モクル 9: ブニーノ(→ 19' st. 11: マヴィディディ) |
ジロネッリ監督は 3-4-1-2 を選択。前節プロ・ベルチェッリ戦で使用したシステムではなく、前々節ポンテデーラ戦での先発メンバーを中心に起用して試合を迎えます。
試合は3分にピストイエーゼのモメンテが DF ラインを突破して放ったシュートが枠を捉えるが、デル・ファベロのセーブでユベントスが難を逃れる。対するユベントスは17分に右サイドで得た FK をベルアットが枠内に飛ばすも、GK パニャーニが防ぎ、こちらも均衡を破ることができない。
すると、19分に試合は動く。ペテルマンが距離のある場所からゴール左上にロングシュートを決め、ピストイエーゼが1点を先制する。
一方のユベントスは26分にカスタノスのシュートがポストを直撃。38分にはベルアットからのクロスをモクルが狙ったが、シュートに力を欠き、同点に追いつけないまま前半を1点のビハインドで折り返すこととなる。
チャンスを作れていたユベントスは巻き返したかったが、後半は両チームともに決定機を作れずに時間だけが経過する。
この膠着状態を破ることができたのはピストイエーゼ。65分に右サイドからのクロスのクリアボールを走り込んだペテルマンがシュートを決め、ピストイエーゼがリードを2点に広げることに成功する。
攻勢に出たユベントスだったが、79分にI・トゥレが中盤でボールロスト。これを DF の裏に走り込んだフォルテに通されて3点目を献上してしまう。84分には左 CK からモメンテに決められて万事休す。
結局、試合はこのまま 0-4 で終了。ユベントスは良いところなく、完敗となってしまった。
試合後にジロネッリ監督は次のようにコメントしています。
マウロ・ジロネッリ監督:
「悪い試合でした。いくつかの逸脱点がありましたし、何人かの選手は歯を食い縛っていました。
先日の勝利と同じフォーメーションを組むことができなかったのは不運でした。1時間は上手くプレーし、得点も可能でした。それから最後はゴールを与えてしまいました。
シーズンの最後には今日私が行ったように若い選手たちがデビューする余地はあると言えるでしょう」
前半はチャンスを作れていましたが、後半は決定機をほとんど作ることができず、2失点目で守備網が崩壊してしまいました。
前節プロ・ベルチェッリ戦は 4-3-1-2 を使いましたが、今節不在だったのはニコルッシ選手だけですから「不運」で片付けることはできないでしょう。
Bチームの次戦は4月6日(土)に開催予定のセリエC第34節ピサ戦です。逆転優勝が狙えるリーグ3位に付ける上、好調を維持するチームとのアウェイ戦が控えています。
プロ・ベルチェッリ戦のような良い内容の試合を再び見せることができるのかに注目です。