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Bチーム:プロ・パトリアに 2-1 で敗れ、勝点25のまま足踏みとなる

 2018/19 セリエC第24節が行われ、アウェイでプロ・パトリアと対戦したユベントス・Bチーム(= U-23)は 2-1 の逆転敗けを喫し、勝点を25から伸ばすことはできませんでした。

画像:Bチームに加入して結果を残したモクル

 試合に出場したユベントスの選手は下表のとおりです。

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表1:出場選手一覧(2018/19 セリエC第24節 プロ・パトリア戦)
  選手名
GK 1: デル・ファベロ
DF 2: アンデルセン
13: アルチビアーデ (C)
24: コッコロ
MF 18: ディ・パルド
5: ムラトーレ
8: カスタノス
3: マシャンジェロ(→ 38' st. 10: マテウス・ペレイラ)
FW 17: ザニマッキア(→ 10' st. 6: I・トゥレ)
7: モクル(→ 29' st. 14: オリビエリ)
11: マヴィディディ(→ 29' st. 9: ブニーノ)

 ジロネッリ監督は 3-4-3 を選択。新加入のモクル選手を CF に起用し、両サイドにザニマッキア選手とマヴィディディ選手を配置。前節の退場処分で出場停止のベルアット選手に代わり新加入のマシャンジェロ選手が初先発する布陣で試合に臨みます。

 

 試合は新加入のモクルがすぐに結果を残す。6分にディ・パルドからのパスを受けたムラトーレがワンタッチで前線に送ったボールにモクルが反応。右サイドからエリア内にドリブルで持ち込んで左足シュートを決め、ユベントスが1点を先行する。

 対するプロ・パトリアは18分に左サイドで得た FK をファーサイドに入れると、ボールを受けたバティスティーニが切り返しを行った際にモクルに倒されて PK を獲得する。これをレ・ノーチがゴール左に決め、同点に追いつく。

 味方のフリックに反応したレ・ノーチは36分にユベントスの DF ラインを破ることに成功するが、シュートを引っ掛けてしまって逆転ゴールとはならず。一方のユベントスもカスタノスからのパスを受けたモクルのシュートが枠を捉えるも、こちらは GK が難なくキャッチ。

 前半は互いに譲らず、1-1 で折り返すこととなる。

 ユベントスは58分にゴール正面で得た FK をカスタノスが直接狙うが、荒れたピッチも影響したのか、肝心のシュートが大きく上へと外れてしまう。

 すると、62分に左 CK からニアに飛び込んだボッフェッリがゴールを決め、プロ・パトリアが逆転に成功する。反撃に転じたいユベントスだったが、68分にアルチビアーデが倒れた相手選手に蹴りを入れようとしていたとの理由で一発退場。残り時間を10人で戦うことを強いられる。

 それでも、ユベントスは81分にムラトーレのフィードにオリビエリが良い反応を見せるも、ボールはオリビエリに届く寸前でプロ・パトリアの守備陣がカットに成功。91分にはムラトーレのシュートのこぼれ球をブニーノが狙ったが、相手 DF に当たったシュートはクロスバーに嫌われて反撃はここまで。

 結局、試合は 2-1 で終了。ユベントスは1点を先制するも手痛い逆転敗けを喫することとなった。

 

 なお、試合後にジロネッリ監督と新加入のモクル選手は次のようにコメントしています。

マウロ・ジロネッリ監督:
「残念です。今夜、私達は良い前半を戦いましたし、試合の最終盤も非常に良かったからです。攻撃の扉が開いた時はもっと鋭くならなければなりません。私達はそれが欠けていました。

 また、アクションについても同様です。10人であっても良いプレーができていましたし、ドローに極めて接近することができていたからです」

ベンジャミン・モクル選手:
「残念です。私達は良い準備ができていました。仕事を続けなければならないですし、何も諦めることはありません。まだ多くの試合が残っているからです。

 ゴールは満足しています。将来に向けて自信を与えてくれることでしょう。ですが、私達は敗れました。立ち止まることはできません。ユベントスのユニフォーム?誇らしいですし、ピッチ上で 200% を尽くしたいです」

 

 冬にセリエBのカルピから獲得した 187cm の CF モクル選手(29歳)が目立った試合でした。「攻撃の即戦力」として6分に結果を残した一方、18分には自らのファールで PK を献上するなどインパクトを残しました。

 身体を張ったポストプレーで計算ができる FW が不在だったため、モクル選手を軸にする形で攻撃陣の並びが再編されることになると予想されます。

 Bチームの次節は2月10日に行われる予定のセリエC第25節アルツァケーナ戦です。冬の移籍市場で獲得した戦力を上手く組み込み、2019年の初勝利を手にすることができるのかに注目です。