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Bチーム:モクルのゴールでアルツァケーナを下し、2019年の初勝利を手にする

 2018/19 セリエC第25節が行われ、アルツァケーナと対戦したユベントス・Bチーム(= U-23)はモクル選手のゴールで 1-0 で勝利し、2019年の初勝利を手にしました。

画像:Bチームの攻撃を牽引する新加入のモクル

 試合に出場したユベントスの選手は下表のとおりです。

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表1:出場選手一覧(2018/19 セリエC第25節 アルツァケーナ戦)
  選手名
GK 30: ノッキ
DF 2: アンデルセン
34: デル・プレーテ (C)
24: コッコロ
MF 18: ディ・パルド
6: I・トゥレ
5: ムラトーレ(→ 15' st. 16: ニコルッシ)
8: カスタノス
3: マシャンジェロ
FW 7: モクル
14: オリビエリ(→ 15' st. 9: ブニーノ)

 ジロネッリ監督は 3-5-2 を選択。GK はノッキ選手が先発し、最終ラインにはデル・プレーテ選手が復帰。前線はモクル選手とオリビエリ選手が2トップを組む布陣で試合に臨みます。

 

 ユベントスは右サイドのディ・パルドからのクロス攻撃でアルツァケーナの守備陣を揺さぶり、試合の主導権を手にする。

 22分には左 CK からカスタノスが、29分と31分にはムラトーレがゴール正面からのロングシュートで狙うが、シュートはいずれもクロスバーの上を通過してしまう。対するアルツァケーナは34分にカウンターから最後はフリーのチェッコーニが狙うも、シュートは枠の左。

 前半は互いにシュートの正確性を欠き、ゴールレスで折り返すこととなる。

 後半に入っても膠着状態は変わらず。それでも、ユベントスは70分に途中出場のニコルッシが右サイドに展開し、そのリターンを受けてペナルティエリア手前からミドルシュート。しかし、シュートは枠の左へと外れてしまう。

 しかし、75分にユベントスは相手陣内の深い位置で得た右サイドのスローインを受けたモクルがフィジカルを活かした力技ターンで相手 DF を剥がして中央に侵入してからの左足シュートが決まり、待望の先制点を手にすることに成功する。

 同点に追いつきたいアルツァケーナだったが、シュートが枠に飛ばず、得点を感じさせることができない。それでも94分にセットプレーからディオプに決定機が訪れるも、GK ノッキの寄せを回避するために狙ったシュートが枠の上へと外れてしまう。

 結局、試合は 1-0 のままで終了。モクルの決めた虎の子の1点を最後まで守り切ったユベントスが2019年の初勝利を手にした。

 

 なお、ジロネッリ監督は試合後に次のようにコメントしています。

マウロ・ジロネッリ監督:
「私達は良い試合をしました。試合のほとんどでボールをキープし、リスクはほとんどなかったからです。アルツァケーナを退けることは難しいことでした。私達はピンチに上手く対処しましたが、彼らの守備は非常に強固だったからです。

 ザナンドレアが負傷離脱するという1週間だったことを踏まえると、今日の出来を私は嬉しく思います」

 

 苦しみましたが、ようやく2019年の初勝利を手にすることがてきたのは朗報です。第25節を終えた時点での順位表は以下のようになりました。

順位表:2018/19 セリエC・グループA(第25節終了時)
  チーム名 勝点 得失
1 プロ・ベルチェッリ 22 13 7 2 46 +15
10 ノバーラ 24 7 13 4 34 +10
11 ユーヴェB 25 8 4 13 28 -3
18 オルビア 23 4 8 11 20 -12
19 アルツァケーナ
(勝点:-1)
25 5 0 20 14 -29
20 プロ・ピアチェンツァ
(勝点:-8)
18 5 1 12 8 -18

 Bチームは勝点28で11位。セリエBへの昇格プレーオフ出場権は10位までが濃厚ですので、ここが踏ん張りどころと言えるでしょう。

 10位以内のトップハーフに入るためには得失点差をプラスにすることが目安になります。そのテコ入れ策として獲得したモクル選手が機能しているため、周囲の選手がその相乗効果をどれだけ活かすことができるかがポイントと考えられます。

 

 Bチームの次戦は2月13日に開催予定のセリエC第26節アレッツォ戦です。昨シーズンにユベントス・プリマベーラを率いたダル・カント監督が指揮し、4位と昇格が視野に入る順位に付けています。

 シーズン最初の黒星を喫したユベントス・Bチームに油断をすることもないでしょう。難敵とのアウェイ戦でBチームが勝点を持ち帰るためにどのような試合運びをするのかに注目です。