2018/19 セリエC第30節が行われ、ホームでアルビッソラと対戦したユベントス・Bチーム(= U-23)はブニーノ選手の PK で 1-0 で勝利し、勝点3を積み重ねました。
試合に出場したユベントスの選手は下表のとおりです。
選手名 | |
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GK | 1: デル・ファベロ |
DF | 18: ディ・パルド 2: アンデルセン 13: アルチビアーデ (C) 3: マシャンジェロ(→ 13' st. 20: ベルアット) |
MF | 5: ムラトーレ(→ 13' st. 6: I・トゥレ) 8: カスタノス 16: ニコルッシ 17: ザニマッキア(→ 46' st. 21: L・フェルナンデス) |
FW | 7: モクル 11: マヴィディディ(→ 13' st. 9: ブニーノ) |
ジロネッリ監督は 4-3-1-2 を選択。前節ピアチェンツァ戦からは4選手を入れ替え、GK デル・ファベロ選手が久しぶりの先発。
トップチーム招集されたカスタノス、ニコルッシ、マヴィディディの3選手は全員がスタメンに名を連ねる布陣で試合に臨みます。
試合は両チームにともに DF 陣が奮闘し、シュートを打たせない均衡状態に陥る。
先に決定機を迎えたのはアルビッソラ。16分にベッツィケーリのクロスからマルティニャーゴが決定的なヘディングシュートを放ったが、GK デル・ファベロの好セーブでゴールとはならない。
対するユベントスはボールは持てるものの、スペースを消して守るアルビッソラの守備網を攻略するまでには至らず。前半は 0-0 で折り返すことになる。
後半に入っても、堅守速攻を貫くアルビッソラの思惑どおりの展開が続く。アルビッソラは46分と63分にカイスが、59分にはマルティニャーゴがシュート機会を手にするが、デル・ファベロの牙城を崩すことはできない。
決定機を作れずに苦労していたユベントスだったが、75分にザニマッキアのシュートがエリア内でバレステレーロの手に当たったことで PK を獲得する。この千載一遇の PK をブニーノが決め、1点を先制することに成功する。
リードを手に入れたユベントスは80分にニコルッシのシュートが枠を捉えたが、これは相手 GK アルベニトーニがセーブ。追加点とはならない。
しかし、守備陣がアルビッソラに反撃を許さず、試合は 1-0 のままで終了。ブニーノ選手の PK による1点を守り切ったユベントスが勝点3を獲得することに成功した。
試合後、ジロネッリ監督は次のようにコメントしています。
マウロ・ジロネッリ監督:
「この重要な3ポイントで、私達が先のことを冷静に見据えることが許されます。私達は距離を置いて成長しました。前に進めなかったので最初はドリブルを選択しましたが、良いスタートとはなりませんでした。PK の後は良かったです。
選手たちが昨日トップチームに招集されたことは嬉しく思います。アッレグリ監督に感謝しています。私はグループに活力と情熱に対する注意を行っています。今、私達はより緩みがちになる次戦に直面しているのです」
チャンスを作ることに苦労した試合でしたが、手にした決定機を確実に決め切ることができたことが大きな収穫です。CB の一角を務めていた(オーバーエイジ枠の)デル・プレーテ選手が負傷離脱となっている状況で守備陣が機能したことも自信になると言えるでしょう。
Bチームの次戦は3月16日(土)に行われる 2018/19 セリエC第31節ポンテデーラ戦です。
セリエB昇格プレーオフ圏内に接近するためにはアウェイのポンテデーラ戦で勝点を獲得することが求められます。正念場となるポンテデーラ戦でBチームがどのようなプレーを見せてくれるのかに注目です。